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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
負けるな、須坂君!
138/143

制覇

お借りしたお題は「制覇」です。

 須坂は蘭子父とビールを浴びるほど飲んで、あっと思った。


(しまった、帰りは運転しようと思っていたのに……)


 失態に気づき、項垂れていると、


「つっくん、帰りは私が運転するから」


 蘭子が缶ビールを開けて渡した。


「そうなんだ」


 すると蘭子が、


「今、不安そうな顔したな!」


 口を尖らせる。


「いや、そんな事は……」


 須坂は焦った。


「父を見事に制覇したね。嬉しかった」


 蘭子が手を握ったので、須坂は酔いが激しくなった気がした。

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