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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
負けるな、須坂君!
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ロケット

お借りしたお題は「ロケット」です。

 蘭子と母は父と須坂がようやく会話をしたのでホッとしていた。


「お父さんたら、つっくんにきつ過ぎるわ」


 蘭子が小声で言うと、母は、


「仕方ないわよ。貴女は一人娘なんだから」


 蘭子は父が自分の事をとても大切に思っているのを知り、ジンとした。


「子供の頃の夢は何だった?」


 ほろ酔いの蘭子父が尋ねる。須坂も顔を赤くして、


「ロケットの操縦士になりたかったです」


「私と同じだな」


 二人は大声で笑い、更にビールを酌み交わした。

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