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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
負けるな、須坂君!
134/143

演技派女優

お借りしたお題は「演技派女優」です。

 車に戻ると、須坂は後部座席に、蘭子は助手席に乗った。


 すると蘭子父の機嫌が劇的に変わった。


「お前は助手席が似合うぞ、蘭子」


 さっきとは別人のような蘭子父。


「だったら、つっくんともちゃんと話してよ、お父さん。でないと私……」


 蘭子の目が潤むのを見て、父は目を泳がせていた。


(蘭子ちゃん……)


 須坂はまたキュンとしかけたが、蘭子が父に見えないようにVサインを出していたので、


(演技派だな、蘭子ちゃん)


 苦笑いした。

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