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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
負けるな、須坂君!
124/143

長い髪の女

お借りしたお題は「長い髪の女」です。

 綾子は先に来ていて、トイレで蘭子と一緒になった。


「お休みの日はいつもカラオケ?」


 蘭子が尋ねると、綾子は、


「人間観察をしています。落語の修行になりますので」


「落語家になるの?」


 須坂が尋ねると、綾子は制帽を脱いで長い髪を下ろし、


「はい。須坂さんに捨てられたので」


 須坂は嫌な汗を掻いた。蘭子は笑いながら、


「綾子ちゃんの冗談、きついね」


 綾子は長い髪をいじりながら、


「お後がよろしいようで」


 そう言って退室した。

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