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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
負けるな、須坂君!
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器用貧乏

お借りしたお題は「器用貧乏」です。

 須坂と蘭子は違うエレベーターに乗った。


「二人は仲が悪いのか?」


 梶部が綾子に小声で尋ねた。


「次長はご存じないのですか?」


 綾子はそう言ってからあっと思った。


「ま、お邪魔でしたか?」


 そこへ律子と香が乗り込んで来た。


 ハッと気づくと梶部は綾子と二人きりだった。


(須坂はどこへ行った?)


 梶部は嫌な汗を掻いた。


(確かに武藤君は美人だが、私にはユーミンが……)


 二人同時に付き合う自信がないと思う器用貧乏な梶部である。

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