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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
負けるな、須坂君!
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鶏のからあげ

お借りしたお題は「鶏のからあげ」です。

 ランチタイム。


 須坂と蘭子は裏通りの食堂にいた。


「よく来るんですね、ここ」


 鶏のからあげ定食を注文した時、不意に誰かが言った。


 ギクッとしてそちらを見ると、新人社員の武藤綾子がいた。


「いつからそこに?」


 須坂が顔を引きつらせて尋ねると、


「先に来てましたよ」


 綾子は鶏のからあげを食べながら言った。


「会社の人には内緒にしてね」


 蘭子が言うと、綾子は首を傾げて、


「皆さん、知ってると思いますが」


 須坂と蘭子は蒼ざめた。

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