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Elements  作者: まそほ
消えた少女の捜索依頼編
39/81

大都会からの手紙

ここは新しいやつですね

✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼

突然のお手紙、失礼致します。

私は、ミデレーリアに暮らすもので

す。この度、あなたがたにお頼み申

し上げたいことがあり、このような

形でご依頼させていただくこととな

りました。

というのも、私は事情があり、ミデ

レーリアから出られないのです。

さて、それでは本題に入らせていた

だきます。

実は今、極秘に調査していることが

あるのです。ある方からの頼みで、

口外は厳禁だと言われています。

その方は、あなた方に直接ご依頼す

ることが難しく、こうしてわたくし

が代わりにお頼み申し上げているの

でございます。

このような状況なのですが、もしあ

なた方がこのお手紙を読み、お話を

聞いてくださるというのであれば、

どうかミデレーリアにお越しいただ

けはしないでしょうか。

明日午後八時、以下に示す場所で─


✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼


その場所を確認して、手紙を畳む。

もとの古びた封筒に戻して、目の前の女性に渡す。

「へえ、それで、その任を私にということかい?」

「そうマグ。君たちが適任マグ」

「…私がか。別にいいけど」

フララとチエ。突然呼び出されて都会風の服を着せられたと思ったら、今の手紙を読み上げて聞かされた。

「マグナに文句言うんじゃないマグ。二人を指名したのはスイジーマグ」

「ほう?」

「フララを挙げた理由は教えてくれなかったけど、チエはもしものための常人枠って」

「知ってた」

チエちゃん強く生きて。

「とにかく、頼むマグ」

時計の針は、もうすぐおやつの時間を指そうとしている。

「りょーかい」

「はいはい、承知した」

二人分の列車のチケットを渡され、出発する。

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