ステータスは?
シンキョウは今ぐっすりと強制睡眠をとっていた。何故、強制なのか?
分かる人には分かるだろう。異世界に来たら、それは神の力だとしても、疲れる。そんな時に左肩から指の先までぺっちゃんこにされ、自分の肌の色がわからないぐらい血を被り、なんか変な人?に変なことされ、よく分からないことで気絶をしてしまったんだ。これを強制と言わずなんと言う。
「ん?どこだここ?………………。あぁ、思い出した。あれだったな。異世界だったな。全く、あの化け猫どこに転生させてんだ。」
気絶する前まで人型の何かがいた方を向きながら文句をつぶやく。すると、
[起きましたね。]
(ん?誰だ?)
[最高神からのメッセージが届いています。]
(おいおい、無視かよ。え?今、最高しーー)
[ツー、、あーもしもし、聞こえるか?まぁ良い。お主を異世界に送ってたら、何者からか襲撃を受けたのだ。そのせいで、お主をある次元に落としてしまってな。その前に一回死にかけても大丈夫なように我の魔力を注ぎ込んだから死んではないと思うが、
生きてたらこのメッセージを聞いてくれ。なに、我は大丈夫だ。一応言っておくがこれは質問とかできんからな。あっ、そうそうお主の昨日願っていたことは出来るだけ叶えてやったぞ。小さくなりたいとかな。ふっふっふっ!…。さてと、我も行くとしよう…ではな。また会う日に。、、ツー]
あいつ…まさか!いや、だが、そんなはずは…。あいつだって…。…は大丈夫なのか?でも…。
たとえ少しの間としてもシンキョウは語り合った仲はほってとけないのかもーー
「あいつ、本当に…本当に最高神なのか!?!」
ーーそんなことはなかったようだ。
おいおい、あんなやつが最高神でいいのかよ。おかしいだろう。よく今まで世界たもってたな。
「まぁ、いっか。これまで大丈夫だったんだから大丈夫だろう。でも、あいつ、俺の願いを出来るだけかなえてくてたそうだな。何を願ったか忘れたけど。
あ、なんか左手、治ってる。相変わらず血塗れだけど。昨日、そんなこと願ったかな?だったら礼を言わねぇとな。そういえば声もでてるな。オッケー。準備は整った。
ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅううう、
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!良し。ここまでは序の口だ。こんなことしてたって異世界に来た意味がない。ここからだ、ここからはじまるんだ。
いくぞ!!
スー!テーーーー!ターーーーー!スーーーー!」
・・・で、でない!いや!まだだ。
・・・だ、大丈夫だ。きっと時間がかかるんだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お願いだぁ。出てくれぇ。
ステータス
名前:無し
種族:ゴブリン
腕力:6
魔力:2
知力:189
俊敏:17
大罪スキル:憤怒
固有スキル:数学(たす 引く かける 割る の合成)
特殊スキル:堕天使(気絶中)
でたあぁぁぁぁぁぉぁあああああ!!!!
げど、ざこおおおぉぉぉぉぉぉおおおい!!!!