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7 馬の鼻面

こんにちは。いつも読んでくださってありがとうございます。

 今回は、馬の鼻面というちょっとマニアックな場所について語りたいと思います。


 馬の鼻筋はとても長いです。鼻筋を撫でるという行為は、小説とかでもよくあるんだけど、馬がいたからといって、まっすぐ向かっていって、鼻を撫でようとすることは止めたほうがいいです。大人しい仔ならともかく、噛まれることもあるからね。何故なら、正面に立つということは、馬世界では威嚇をするという好意だからです。


 自分に置き換えて考えてほしい。


 見知らぬ人が、威嚇ナイフをかざししながら、近寄ってきて、顔と声はフレンドリーにやってきても握手するだろうか?


 私なら逃げる。でも繋がれていたら? 出来る限り抵抗する=噛みつくだろう。


 ただ、馬も学習をしているので、どうも人間は正面からきても危害をくわえないらしいと学んでいるから、そこでじっとしているのです。出来れば、正面でなく、横から顔ではなく、首筋をグーの手でそっと撫でてあげてほしい。そのうち慣れて、鼻面を寄せてくれるでしょう。


 ちょっとズレてしまいました・・・・・・。


 鼻面というのは、鼻の穴と口の間の場所を言います。鼻面を触ったことがありますか。見た目とは違って結構柔らかいです。個体差がありますが(たまにザラザラだったりする)大体は柔らかく、柔軟です。色々な形になります。

 敷き粉の間にある餌(乾燥草)なんかも上手に敷き粉と区別して、口に運ぶことが出来ます。人間の指のように器用で、鼻面で突かれたり、ポケットを漁ったりも出来るんです。


 そしてチューもしてくれます。馬がチューしている写真とかがありますが、あれは大体鼻面をほっぺとかに押し付けているのです。


 馬は群れの世界では、仲のいい馬と寄り添い、あちこち掻いてあげたりします。自分の身体も鼻面で掻いています。凄くかゆいときは歯を使いますが。


 だから、マッサージブラシ(犬とか猫のグルーミングに使うものと似ています)というものでお尻とか掻いてあげると、恍惚とした表情で鼻を伸ばし、鼻先はまるで自分で掻いてるかのようにクネクネと動きます。その表情の面白いこと。たまにお礼か顔を鼻面でクネクネしてくれますが、日焼け止めがとれるので、「そのくらいでお願いします」と勘弁してもらいます。


 フガーーー! とめちゃくちゃ匂いを吸われることもあります。


「え、臭い?」


 と思わないでもないですが、個体識別されているのか、よくわからないですが、それも可愛いです。


 鼻面は馬にとって、コミュニケーションやら食事やらとても大切なものみたいですね。


では、これくらいで『バイバイヒヒーン』。

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