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座骨はここにいました

こんにちは。今年は少し書いていけるといいなと思います。

果たして、このエッセイを読んでくれている人達は、乗馬関係の人達なのか、乗馬を楽しむ人達なのか、小説を書くにあたって、馬ってどんなもの? と思って見てくれているのか、全くわからないのですが、とりあえずPVが少人数とはいえ毎日動いているようなので、驚きです。はい、何を言っているのかわかりませんね。


 そう、前振りですよ。前振り。


 私の上達なんて、興味ねえよと思われているとは思いますが、ちょっと目から鱗の新年T君の初乗りでした。H君は朝に乗ったので、初乗りはH君君なんだけど、レッスンはT君なわけですよ。


 乗れる人には意味のないこと、骨盤歪んでない人にも意味がわからないことなので、興味のない方はスルーでお願いします。

 

 読んで欲しいのは、こういう人です。


 片方の脚が、何度注意されても前に突っ張る(片方だけです)。

 その反対の背中が痛い。

 夜寝るとき、突っ張る方の脚だけ異様に開いている。

 片方しか座骨なんていません。

 片方の肩が落ちている。


 私のことなんですけどね(笑)。


 もう十年以上やってて、未だに「座骨ありません!」って手を上げないといけなかったのです。いやぁ、初心者のレッスンに戻って色々やってたんですが、どうしても「座骨はいません。遠くに微かに感じます」程度なんですよね。もしかして、皆の感度と私の感度は違っていて、私が鈍いだけじゃないの? と真剣思うくらいなんですが、アンケートをとってみると、皆「座骨が痛い」とか「ゴリゴリしている」「アザになる」など、もはや肉の厚さで感じないと思っていた私を蹴倒す勢いなんですよ。


 でもいないんですよ、と年末が終わりました。


 年末に収穫がありまして、『どうやら私の脚はついているだけ』であると判明しました。え、だって、先生言ったじゃないですか。膝から下は力入れないって……(涙)。

 まぁ力が入ってないので、揺れるし動くんですが、それは何か(バランスが悪いとか)が原因だと思っていたのですよ。色々あって、しっかり馬体に脚をはりつけてたら、めちゃしんどいんですが、馬の動きが変わったんですよね~。ああ、そうなんだ。皆ちゃんと力が入っているんだと、呆然としました。が、それを友達に相談しましたら、障害鞍とか総合鞍のほうが、脚がつくからそれで練習したみたら? といわれて、久しぶりに障害鞍を出してきたのです。


 あれ、私の乗り方変わっているわと思いました。


 冬場、初心者のレッスンにでて、姿勢とか脚の位置を大分矯正してもらっていたのです。

 上記にあるとおり、私の右脚は、前に突っ張りますし、左は使おうとすると脚が後ろに流れるので、流れないようと頑張っていました。

 まず、股関節に力が入りすぎているらしいです。私には普通の状態だったのですが、先生が脚をもって動かしても揺れないんです。ここはもっと柔軟に動かせるようにしないといけないといわれて、力をいれすぎないように気をつけていました。

 姿勢も悪くないんだけど、骨盤が後傾気味らしくそれを注意していると背筋が痛くて痛くて、これが原因かどうかはわかりませんが、年末あたりは身体がガチガチで体調が悪かったです。調馬索で背中を痛めたのも大きいですが(痛い><。)


 障害鞍に乗りますと、反動が大きく感じてバランスが難しいんですが、前に乗っていた時ほど怖くなかったのは、鐙に体重がのせれるようになっていたからのようです。で、障害鞍の時は気付かなかったんですが、レッスンで馬場鞍にのったら、顕著に出たのが肩こりでした。緊張もしていない、力も抜いているのに何故か肩が凝っていく。背中も痛くなっていく。


 その中でとりあえず座骨を探しました。左は感じるけど、右はいない……。ああ、そういえば脚を内転させたら座骨が出るという話を聞いたなと思って、右だけ内転させたんですよ。そしたら……、いつも右と左の脚の形が上からみたら違うのに同じになってたんです。


 ああ、これが真っ直ぐなんだ! と思いました。


 でもね、今まで使ってなかったせいか、お肉が……。お肉が邪魔なんですよ。でもちょっと内転しながら肉を避けると、とても真っ直ぐです。


 果たして伝わるかどうかわからないのですが、私の骨盤は右側が開いているんです。寝たときに外に自然に倒れるのが開くというんですが。乗っているときに開いたままなので前に出るんです。開いたまま脚を下げようとすると膝を捻ることになるの、前に出るんでしょうね。左は地面でスクワットした時の形なのに、右はまるでバレリーナ(何番なのかしら?)。


 それをバランスでなんとかしようとして、背中やら肩が凝るし、しんどいのだなと気付いた次第です。とくにがっつり乗った日の夜は骨盤の開き具合が酷かったです。

 私は、ずっと骨盤矯正にいっているのですが……。一緒に行き始めた友達はほとんど卒業してしまいました。皆調整をするために一月に一回くらいになっていたから。でも私は、そんな状態で乗っていたので週一ペースです。多分、乗り方がお肉邪魔にならないくらいになったら、ペース減るんじゃないかなぁと思います。


 人間のバランスって凄いですよね。そんな状態でもちゃんと乗れるんですもの。いや、それは馬がフォローしてくれていたんだろうな。


 おかしいな、T君はバランスにうるさいって言われているのに。よくこの私のバランスで頑張ってくれていたんだね。


 偉そうなことを言っているようですが、大体の人は、真っ直ぐ乗ってます(笑)。特殊な人に、せめて伝わればいいなと思って書きました。一人、私と似たような人がいるので(座骨がない人が)、今度時間のあるときに伝えようと思っています。


 右の足首、よくおかしくなっちゃうんですが、本格的に故障する前に気付いてよかったと思います。


 では、今年もバイバイヒヒーン♪


後日、馬がすすまないのは、これだけが原因でないことが判明しました笑。奥が深いです。

座骨がいないと、ずっと恥ずかしく思っていたので、これからは「います!」と言えそうです。

ちなみに座骨は「ある」とか「感じる」とかが正しいと思いますが、あえて、擬人化を使っています。

「どっかに行きました!」「さっきまでいたのに……」とか言ってるうちに(笑)。

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