31 北海道の外乗
こんにちは。まだまだ蒸し暑い日が続きます。温度変化に負けないように、がんばりましょう。
最近更新ないけど、乗ってないの? なんて思ってる人はいないでしょうが、お久しぶりです。
勿論大好きなT君も不器用なH君も元気です。
九月の後半、北海道に行ってきました。
三泊四日。
一日目は、泊まるだけですがとても美味しいオホーツクイタリアンというのを食べさせてくれる宿に泊まりました。フルコース、どの料理も美味しくて満足です。ちょっとお部屋が狭いしトイレお風呂は共同なのですが、お値段も安いので文句はありません。
二日目は、ホエールウォッチングに行きました。寒かった~。向こうでベンチコートを借りましたが、最後は寒くて凍えました。ですが、お蔭で沢山のイルカに遊んでもらいました。船の下を通り、前に出てきてくれたり、「あなた達、スタッフなの?」というくらいに遊んでくれました。クジラは、ツチクジラというのが沢山いたのですが、側に寄ると潜水してしまい、遠くからジャンプを見るにとどまりました。八千円ですが、満足できました。ほぼ一日目の宿代と変わらないと思うと高いような気もしますが(笑)。一人できている女の人も二人いて、格好いいなと思いました。
三日目と四日目は津別で外乗してきました。外乗とは、野外で馬に乗ることです。
この牧場には、知り合いが馬を飼っていて、実は二度目です。広い場所で放牧されていて、大阪のクラブとは違いすぎる環境がうらやましいです。自由に走る馬達をみているだけでも癒されます。が勿論乗ります。
私も何度か外乗にいったことがあるのですが、全然違うんです。まぁ、乗り始めて間もない頃なら、ここは怖かったでしょうけど(笑)。山を駆けるんです。それも整備された場所だけではない、津別の山。植林されているそうで、とても綺麗に木々が並んでいますが、下は熊笹が覆い茂り、地面なんか見えません。私では上がれない場所も降りれない場所も馬達は難なく進みます。そういうところは常歩です。
開けた林道に入ると登りは駈歩下りは速歩で凄いスピードで駆けます。クラブで、このスピードが出ていたら、私は確実に『走られた――』と思います。が、それがここの仔達のスピードなんですね。力強い、躍動感に溢れた馬達にビビりながら、何キロも走ります。
朝8キロ、昼から8キロ。次の日24キロだったかな?
まずクラブでそんなに走ることはありません。外乗でもそこまで走るところって少ないんじゃないでしょうか。
山はまだ夏の色をしていますが、少し肌寒いくらいでした。
走っていて調度いいくらいです。大阪の暑さとはまったく違いますね。
山を上までいって、降りてくる。その距離を3時間くらいで走り切るんです。勿論、常歩でしかいけないところや速歩でしかいけないところもありますから時速なんてわかりませんが、本当に速かった。
でもどの子も信頼に足りる馬達です。ガイドをしてくれた人も。
沢山の人に遊んでもらいました。
帰ってきて、T君に乗ったら・・・・・・やはり反動もなく、ゆっくり走ってくれます。この日は、自分の身体がとても柔らかく使えました。いつもは結構硬いんですよ、私。山は私の身体を強制的にストレッチしてくました。
また行きたいなぁと思います。今度こそ、乗せてもらっているじゃなくて、自分で乗ってると言えるといいのだけど。