3 白い馬のイメージが・・・
読んでくださってありがとうございます。今日も勝手な馬のイメージを書いてみました。何分、サラブレッドが多い乗馬クラブなもので、王道王子様ものに出てくる馬のイメージとは違うんですけど、楽しんでいただければ嬉しいです。
「わあ。白い馬だ。綺麗だな」
馬の毛並みは色々あります。やはり目をひくのは白いお馬さん。乗馬クラブでは白毛というより葦毛が多いです。葦毛は、産まれたときは黒っぽいんですが、歳とともに白が増えていくんですよ。たまに見ると、「あれ、この仔こんな毛色だったけ?」と思います。白毛もあるんですが、白毛は遺伝子が関係してきます。産まれた時から白いそうです。ただ、特有の病気などがあるそうで、乗馬クラブではあまりみないのはそのせいかもしれませんね。
とにかく、馬を始めた頃は白い馬=格好いい! みたな感じはあると思います。
そして、段々と気付く。白い馬はへんこ(変わっているの方言)が多い。
「先生、動きません!」
「先生、前の馬を襲いにいきます!」
「先生、なんか変です!」
そんな声も聞こえてきます。
ええ、偏見だと思ってくださってもいいのですが、本当のことです。
動かないんですよね~。動くといいものもっているのに、省エネでしょうか。そして走ると走りすぎる!
「ちょうどいいところってどこだっけ?」
『あっち。山のふもとあたりじゃない?』
そうですか、はい。
葦毛は、白いので本能的に群れから外れやすいそうです。何故なら、目立つから! 捕食されていた時代の名残なんでしょうか、夜目に目立つ彼らは倦厭されがちなんですね。だから、虐められることもあるようで、臆病な仔になったり、反対にやられる前にやってやる! 的な攻撃的な仔が多いそうです。
じゃあさ、白い仔ばっかりで群れつくればいいじゃん! なんて思いませんか? 私は思いました。ところが、彼らは、自分が白いことに気付いていないらしく・・・・・・、白い仔を前後に持ってくると、『こいつ、白いからあっち行け!』と攻撃するんですよ。
もう、自分の毛皮の色みてから言えよって思いますが、それはもう無理な話なんで、白い仔は離しましょう。それが一番いいですね。
白い馬(白毛ではない)といえば、アンダルシア馬が有名なんですが、これはかのハプスブルグ家が大事にしていた馬だそうです。スペイン乗馬学校というところでつかわれているはずだと(昔ドキュメント番組で観た)検索してみたところ、スペインとかいいながらオーストリアの乗馬学校だそうです。ここの馬は、産まれたときから、馬場馬術の足運びで歩くんですよ。サラブレッドに教えるのは大変です。格好いいので、良かったら映像でもみてください。軍馬として昔は使われていたので、お話しを書く人にはいいんじゃないかと思われます。イメージをつかみやすいと思います。
葦毛は、ボロ(糞)をするときに、止まらないとできないと言われたりしています。実際止まる子もいます。馬はボロは走りながらだって出来るんですよ。器用ですよね。競馬で、止まってボロをしているなんてことはないようなので、気持ちの問題かもしれませんが、肛門あたりに腫瘍が出来やすい特徴もあるそうです。
葦毛は、色のせいかどうかはわかりませんが、結構酷いキャラでも愛されているような気がします。寂しがりやのツンデレ系かなぁ。ツンツンしてる仔もいてますけどね。
愛されキャラです。
私のお話しには、鹿毛が多いです。ジュリアスの馬はジュリアスが黒衣の王子という設定だったので青毛か黒鹿毛だったと思いますが。
鹿毛は一番多いせいか普通の馬のような気がします。ちょっと明るい赤茶は栗毛です。イメージは気位が高い。賢いイメージです。よく人を見ています。
青毛とかもあまりいないですが、黒っぽい仔は、比較的なつっこいイメージです。
勿論、人間と一緒。日本人は真面目とかそれくらいの曖昧なイメージなんですけどね。
イメージ的というかこれも人間と一緒で、大きい仔は結構鷹揚で、小さい仔は気が強いような気がしますね。
何だか日記というか、考察のような感じですが、今日はこれくらいで。
バイバイヒヒーン!(笑)。