26 馬の健康
こんにちは。いい乗馬日和が続いております。
天気のいい日には、馬に乗りたくなります。空は晴れ渡り、ポカポカと気持ちがいい。そよ風が吹いて、少し眠くなるくらいの心地いいそんな日はまさに乗馬日和ではないでしょうか。
でも、この時期は凄く短いのです。本当にあっという間に暑くなってしまったり、寒くなってしまったり。
「暑いな」
「暑いわ」
「寒いね」
「凍えそう」
そんな朝の挨拶が始まります。
しばらくは、「いいお天気だね」「気持ちいい乗馬日和だね」と挨拶出来る日が続くと思うと嬉しいです。さて、いつまでもつのでしょう?
話を本題に――。
馬体チェックというものがあります。馬のお医者さんたちが総出でやっているのをイベントでたまたま定休日に来た時に見まして、それこそ丁寧に見てもらっておりました。知らなかったけど、こんなこともしてもらっているのねと嬉しくなりました。集団健康診断です。
それほどではないですが、一月に一度担当の馬を指導員が馬体チェックしているのを知りました。
ここのクラブは結構大きなクラブなので、指導員や厩務員を養成するコースがあるのですが、その人達が勉強しているときに、馬体チェック表というのを書いているのを見せてもらったことがあります。その時は、「ああ、蹄ね・・・・・・。あれ、こんなことも書いているのか」とT君のを見て、ガックリ落ち込んだのですが・・・・・・。それを書くことになりました。
まず、名前、品種ーサラブレッド。歳、性別。
「え・・・・・・大きさ?」
何人かで書くことになったのですが、大きさがわかりません。H君は問題なく大なのですが、T君は中というには小さいような気がしますし、小というのには大きな気がします。散々、この仔が小だから・・・・・・この仔は中だよね。これは――? と色々な微妙な大きさの馬を例に挙げて、結局わかりませんでした・・・・・・。答え合わせのつもりで、指導員に聞いたらT君は中でした。中でも色々あるなぁというのが感想です。中小とかあったらいいんだけど。
そして、もう一つが、肥えている、痩せているです。肥、普通、削とありまして・・・・・・。明らかに痩せている、太っているという馬以外は難しいです。
例えば、H君。彼は腰の骨が出ているので皆には痩せていると言われます。背中も筋肉があまりないので貧弱ですしね。でも実際は、お腹が下に落ちているので気付かないのですが、太っているのです。ホースウィスパリングの時に教えてもらわなかったら、絶対に痩せているにチェックしたと思います。でもじゃあ肥にチェックするのか、どうかと言うと・・・・・・難しいです。一見痩せて見えるのですもの。肥えているというのは、自馬さんのようにパンパンに脾腹が張っているアバラが見えない馬を言うんだと思うんですよね。
友達とレッスンをみながら、太っているのか普通か痩せているかを言いあっていたら、なんとほとんどの馬が太っていました。普通が二頭しかいない・・・・・・時点で、普通の基準がどうなんだという話ですね。
T君ですが、普通と痩せているの間か、痩せているですね。ダイエットしているらしいので(強制的に)仕方ないのですが――。
私のチェック表には、躊躇いチェックが沢山あります。両方にチェックして二重線で消してやりました。だって、選べない――。
後は、皮膚病がないか、肢に異常がないか、蹄に異常はないか等々。
T君もH君も結構色々あるので、しっかりとチェックして提出しました。
こんな風にチェックして、それが活かされるならいいことだと思います。馬達に健康を。
人と馬が優しい関係で楽しい乗馬、それが私の求める乗馬です。