17 馬と私とマッサージ
こんにちは。読んでくださってありがとうございます。
私はマッサージが大好きです。やってもらうのもやってあげるのも。
自分が凝っているときは、特に揉みほぐしてやりたくなります。。。
人間ならやり返してもらえるかもと期待しているのかなと思いますが、これは人間だけでなく、馬にもやりたくなるところをみるとそうではないと思うのです。
マッサージに関しての本を読むと、それっぽいことが書いていました(が、大分昔のことなので著書とか覚えてないんだけど)。
私の感覚では、マッサージって筋肉の反射を感じることから始まります。既に硬くなりすぎて反射すらしないとかは泣けてきます。力任せで揉んでも揉みおこしが起きて酷いことになります。一度自身で経験しましたが、首は周らないし、痛みも凄くて次の日は動けませんでした。これでは本末転倒ですね。
私のいうところの反射なのか(勉強してないのでよくわからないのですが)フッと解れる瞬間っていうのがあるんです。筋肉が緩むというのが実感するときが。馬の場合、顔も一緒に変わるのでわかりやすいのですが、その時の緩むという感覚が手を伝って自分に返ってくるんですよ。
同調して自分も緩むんです(ここが本に書いてあった部分)。
ただ、そこまで緩むには、かなり力もつかうので、緩んだからといって、自分の肩こりが治るわけではないのですけどね。
そういうことが本に書いているのをみて、「ああ、私はこの緩みを求めて馬のマッサージをしているのか」と思いいたったわけです。いわゆる『幸福感』や『快感』に近いのかもしれません。
もちろん、凝ってるのをみると自分に置き換えて「辛そうだ、なんとかしてあげたいな」と思うのもありますよ。でもそれだけじゃ自分も具合悪いくらいに凝っているのに態々(わざわざ)凝ることをする意味がわからないじゃないですか。
そうなんです、限界に近い時ほど、揉みたくなるのです。
乗馬クラブには、馬房掃除というのがあって、順番に馬が洗い場でお掃除をボーと待っています。揉み放題です。しかも二十分もすればお迎えが来るので、ちょうどいいくらいです。そして揉み足りなければ、次来た馬を揉めばいいわけです。
今日は、初心者さんたちに愛されてやまないマダムを揉ませてもらったのですが・・・・・・。四十分ほど揉んだにも関わらず・・・・・・、撃沈しました――。
最初は凝ってないのかなと思うほど何も感じなかったのですが、段々それが、酷い凝りすぎて感じない石像状態だとわかりました(この時点で十五分は経過してました)。大体の馬は首の上の部分を揉むと恍惚とした顔になるというのに、彼女はならないし、変な感じに首の骨か凝りが出ていました。その周りはどんなに揉んでもどうにもならなかったです。私もたまに右の首のところに出来ます。後は右の腰の部分。四十分かけて、反応が何とかでるくらいまでしか揉めませんでした。
リベンジは、年明けに頑張りたいと思います。あんなになるまで頑張って、それでも噛んだり、蹴ったりしない彼女のことが大好きになりました。
そしてその後、私も今年最後の整骨院に行ってきました。
私の凝りはストレッチで緩めてもらいました。そして少し元気になったので、更新している次第です。
ええ、私は馬鹿だと言われています(家族に)。馬バカだと――。本望です。
年の瀬が迫っておりますね。風邪など召されない様、手洗いうがいしてくださいね。




