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13 馬の蹄鉄

読んでくださってありがとうございます。

 馬の蹄鉄って知ってますか? U字型の鉄製の馬の靴のようなものです。それを蹄に釘で打ち付けて、馬の蹄の減りを護るんです。


 馬それぞれに蹄鉄はつけられて、蹄の小さい仔、大きい仔と元の大きさはいくつかありますが、それを装蹄師という方々が火で熱して、叩いてその仔に合うように作ってくれて、着けてくれるんです。うちのクラブでは大体一月周期で装蹄があります。

 一月過ぎてきたら、「あ~蹄伸びてきたね~」と見た感じでわかります。

 蹄を削ってもらって、蹄鉄をつけてもらうんですけどね、その蹄鉄って、実は車のお守りで割と有名なんです。知ってました?


 もちろん馬につけていたやつじゃない綺麗なものですけどね。


 何故、蹄鉄がお守りになっているかというと、「馬は人を踏まない=人を跳ねない」からだといいます。

 実際は、踏まれている人もいるんですけどね。基本馬は落とした人を踏まないようです。


 ええ、基本です。わざと跳ねて、落とした人を戻ってきて踏んだ馬をみたことがありますが・・・。


 私自身でいうなら、曳いていた馬が驚いて、バタバタとした瞬間、馬の蹄が私の足の甲に踏み下ろされるだろう瞬間を見ました。


「あ、粉砕骨折!」


 と思ったのですが、馬は私の足を踏みませんでした。


「え? 足の直ぐ上にあったのに?」


 その後、馬は静かになってくれたので安心しました。


 夜、私の右足の甲の一番高い部分がほんの一センチもないくらいですが、青あざができているのをみてびっくりしました。


 これは確実に馬の鉄が当たっていたってことです。馬は、焦ってバタつきながらも自分の鉄の下に私の足があることを知って空中で脚を上げたのでしょう。


 その冷静さがすごいというか、本能がすごいというか・・・・・・。


 そう、この馬は頭もいいのです・・・・・・。だから、安心だし、油断できないのですが、楽しい馬です。


 この馬の蹄鉄は、お守りになりそうだなと思ったのでした。まだ手にいれてませんが。


 では、また『バイバイヒヒーン』。

蹄鉄は靴だけど、オーダーメイドみたいなものなので、なくすと大変です。蹄の弱い仔は釘がぬけて、たまに落としてしまうんですよ。そういう話も書いてみたいけど、いらないかな・・・。

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