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二年生

寒かった冬もあけて春がやって来た


僕達は二年生になった


お互いその頃は忙しかったのかな


クラス替えで新しい友人と出会ったり


後輩が出来たり


一年生と同じくらい新鮮なことだらけだったもんね




夏が来ても君とは話した記憶はあまりない


その頃の僕は一年前よりクラスに馴染めていたけど


広く浅い交友が好きだったのか


みんなクラスメイトだった


そんな頃、学校でクラスマッチがあったね


そこで、君を泣かしてしまった


すごく申し訳なかった


あと、クラスメイトの応援をしているとき


君と話をした


君と僕は草のはえた斜面にいて


君は草で僕をくすぐった


僕は何だかくすぐったかった


感謝と謝罪をこんなに感じたイベントはないよ





少し連絡も交わしあったね


相変わらずの文字だけど



十月になる前くらいかな


君から電話が来た


他愛もない話だったけど


それから君を意識し始めた


君から連絡があると


嬉しくてたまらなかった




暫くして君に告白したね


僕は臆病者だから直接じゃないけれど


君は忙しかったから、断られちゃったけど


次の機会を待つことにしたよ




君はその後も連絡をくれたね


誕生日を祝ってくれたりもしたね


僕は忘れていたのに


僕は馬鹿だ

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