カーテリア王国
今回は国の名前と政情、神様の雑談を書きました!
感想、修正点待ってます!以上しるばでした。
「お帰りなさいお父様!」
イルートは父様であるハインに勢い良く飛びつく。
「おっと!ただいまイルート、リーシュ」
「お帰りなさいアナタ」
父様であるハインはツンツン頭の金髪のイケメン、母様であるリーシュはさらさらの銀髪の天然系美女だ。
イルートは髪は母親と同じさらさら銀髪で、顔は父親似…らしい。
幼いイルートはよく女の子に間違われて、そのたびに凹んでいる。
この城にはメイドが10人執事が5人、あと見回りの兵士がいる。
「お食事をご用意しました。」
お父様と話していると、執事の1人が料理の準備が出来た事をつげる。
「お食事をお運びしてもよろしいでしょうか」
「そうだな。食事をとりながら話すとしよう」
「はいお父様!」
ここカーテリア王国は人族、エルフ、獣人族が殆ど差別無く暮らしている。
初代の王が人族だったり、現在の王が獣人族だったりするぐらいだ。
ちなみにドワーフは、海を渡った西の大陸に鉱脈が多いため、そこにバーン王国を建国し、暮らしているが、カーテリア王国と戦争になった事はない。
カーテリア王国のある、この大陸には資源が豊富であるが、その一方で魔物が多く戦争などしている余裕がなかったため、族、エルフ、獣人族が団結した。そのおかげで、現在、魔物による被害が、年々少なくなっていっている。
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「ほぉっほぉっほぉっ」
「楽しそうですね創造神様」
イケメンな青年が話し掛ける
「ん?地球の神ではないかの。どうしたんじゃ?」
「いえ、頼君の様子を見に此方の天界に伺いましてね。あぁ、今はイルートという名前でしたね」
「そうかそうか。ちょうど儂も暇だったからの。お主も部下を確保し、イルートも新しい人生を謳歌出来て、儂も楽しめる。正に一石三鳥じゃな」
「実は創造神様が楽しみたかったのですね」
クスクスと静かに笑う地球神
「ほぉっほぉっほぉっ、此処は何かと暇でのう」
「良いのですか?創造神様位になると、やらなければならない事もたくさんあるでしょうに」
今度は苦笑いに変わる
「それわのう…」
言いよどむ創造神に追い打ちをかける
「ほどほどにして、仕事もしてくださいよ?」
「ぬぅ、仕方ないのう」
「それで、イルートの様子はどうですか?」
地球神は、やっと本題に入れた
「良い家庭に生まれたみたいじゃよ」
「そうですか、それは良かったです」
本当に安心した。という表情だ。
「うむ、この前も今世では楽しむと意気込んでおったしの」
「彼なら上手く臨機応変にやっていけるでしょう。それでは仕事がありますのでそろそろ戻ります。」
「そうか、それじゃあまたの」
「はい、創造神様も仕事頑張って下さいね」
そう言い残し消えていった。
「はぁ、仕方ないのう儂も戻るとするかの」
創造神は、一気に老けたかのように、トボトボと歩いて消えていった。
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名前 イルート・シバイア
level 2
性別 オトコ
種族 ハーフエルフ
称号 ナシ
スキル 『ゴーレム作成level2』『体術level3』『結界魔法』『アイテムボックス』『付与魔法level2』『魔力操作level2』
加護『地球神の加護』『創造神の加護』次回は何年か先に進みたいと思います!