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長かった1日

意見やアドバイス等ありましたら何でもいって下さい!しるばでした!

「すみません!怪我人がいるんで早く通して下さい!」

あの後、俺達は恐怖で動けなかった男性にオーガの変異種を何とか倒したことを説得し街に向かった。

今は門番に早く通してもらえないか話してる所だ。


「俺達の兵舎に治療魔法が出来る奴がいる!こっちだ!」

門番の1人が治療魔法が使える者の所に案内してくれるみたいだ。



「おい!怪我人がいるんだ手当てを頼む!」


「怪我人?分かった!」

治療魔法が使えるらしい男性は足の無くなった男性を見て苦い顔をするが、足に手を当て治療魔法を使う。

すると淡い光を放ちながら少しずつだが傷が塞がっていく。



「っはぁ。何とか終わりました。これで大丈夫でしょう。ただ…無くなった足は戻らないでしょう。」


「っ!そうですか。」


「とりあえず君達はこっちに来て事情を説明してくれ。」門番の男性も何か魔物にやられたならば、早く手を打たなければ被害が広がる。

それだけは阻止したいのだ。


「分かりました。」




「で、何があった。」


「私達2人は薬草採りをしていたんです。そしたら男性の悲鳴が聞こえて…」

エリはその後に見たものがあまりにも衝撃的だったのか再び顔を歪める。


「駆けつけた時に見たのは異常に大きく、肌が赤黒いオーガです。すでに男性の1人は足が無くなっていました。」


「なに!?オーガの変異種か!?早く上に報告しなければ!」


「待って下さい!オーガは倒しました。」


「何だと!?」

俺はアイテムボックスからオーガを取り出す。


「こ、これは!?オーガか?なんて大きさなんだ…」

そのオーガは3メートルぐらいの高さがあり、その姿は死んでもなお見るものを恐怖させる威圧感があるように思える。


「これを君達2人で倒したのか?」


「い、いえ!私は何も出来ませんでした。」

エリは自分が何も出来なかった事が悔しそうだ。


「わかった。とりあえず君達は帰っていい。後はもう1人の男性から聞く。これを持ってギルドに行ってくれ。直ぐにとはいかないがギルドから報酬がでるだろう。」


「分かりました。」

門番の人から手紙を受け取り、オーガをしまいギルドに向かった。



その後、疲れた様子のエリとギルドでイリスさんに手紙を渡した所、ギルドマスターの所に連れて行かれ、また同じように、何があったのかを説明して、実物のオーガを見せて、話しをした。

報酬に関してはもう少し時間が掛かるようだ。



「大変だったねイル。怪我は大丈夫?」

今は街の広場で休んでいる。今は夕暮れ時なので途中、食べれなかった昼食分にとエリが持ってきてくれていた食べ物を食べた。


「あぁ、大丈夫。やっぱりドラゴンの影響かな。」


「そうかも。今日もゴブリンとの遭遇率が何時もより高かったし。」


「うん。ごめんね?魔法教えられなくて。」


「いいよいいよ!あんな事になるなんて思わなかったし。それよりあの男性大丈夫かな。」


「命に問題はないけど、冒険者としては活動出来ないだろうね…」


「やっぱりそうだよね…」


「よし!とりあえず今日は帰るか!魔法はまた明日教えるよ」


「本当!?」

さっきまで疲れた表情をしていたのに、ニパッ!っと笑顔になる。


「うん。じゃあ今日と同じようにまたギルド前で。」


「うん!じゃあねイル!」


イルートはじゃあね、と返事をしてから家族のいる家に帰っていった。


今日は早く寝てしまおう。

名前 イルート・シバイア

level 33


性別 オトコ


種族 ハーフエルフ


称号 研究者 ブラコン


スキル 『ゴーレム作成level4』『体術level4』『結界魔法level3』『アイテムボックス』『付与魔法level5』『魔力操作level6』『剣術level5』『生活魔法level2』『隠密level2』『無属性level2』


加護『地球神の加護』『創造神の加護』


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