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異常なオーガとの戦闘

なんと!日間ランキングの(連載中)300位以内にはいりました!!

凄くビックリしましたよ。

読んで頂きありがとうございます!


それでは意見やアドバイス等ありましたら何でもいって下さい!しるばでした。

エリと俺は今、街を出て森に入ったところだ。


「ここら辺は人もいないしフードをとるか。」

街中だとサラサラな髪や、気品から貴族とバレてしまうだろう。

バレるだけならいいが人攫いなどに狙われそうなので嫌なのだ。

15歳辺りになれば表立って狙われたりはしないだろう。


「へ?イルって男の子だよね?」

エリは見た目と性格などの違いから困惑している。


「はぁ。俺は男だよ。」


「そ、そうだよね。」


「それよりゴブリン探そう。」

まだ少し信じていないみたいだがよくあることなので気にせずゴブリンを探し始める。



「あ、イルあそこに4体いるよ。」


「ん、本当だ。よし、エリは少し右側から弓を持ったゴブリンを倒して。それを合図に俺は一番手前にいるやつを倒すから。」


「わかった。」

少し緊張してるみたいだが大丈夫だろう。

まぁ、今まで1人だったから単体のゴブリンだけ狙ってたみたいだし、4体もいたら緊張もするだろう。

それでも、一体ずつだとあまり実力が分からないから仕方ない。



エリが右側に着いたようだ。


ヒュンッ!!

風を切り、弓を持ったゴブリンの額に刺さる。

「はぁぁぁっ!」

それと同時に俺も一番近かったゴブリンを斬り捨てる。

ヒュンッ!!

驚きから立ち直ったゴブリンが俺の方に向かって来ていたが、エリがすぐさま矢を放ち、額に突き刺さる。


「はっ!」

俺も問題なく最後の一体に片手剣を突き刺す。





「いい感じだったね!イルがいたから凄くやりやすかった!」


「俺も戦いやすかったよ。それにしてもエリ凄かったね。全部額に刺さるし。」


「えへへへ。そうかな~」


「うん。凄い弓術だったよ。」


「あはは、なんかイルに言われると嬉しいな。イルも一撃でゴブリンの首を切り落とすなんて普通出来ないよ。骨とか堅いし。」


「ありがとう。」


その後もゴブリンを狩りながら薬草を探した。




「あ!あったよ!しかもいっぱいあるよ!」


「よし、採集しようか。」


「うん!」

その後、薬草を傷つけないように根元からとり、採集していった。ちなみにエリは俺が薬草を仕舞ってるときにアイテムボックスをみてビックリしていた。



「よし、もうそろ行くか。」


「そうだ「ワァァーッ!!!」」


「っ!!何かあったのかもしれない!向かおう!」


「うん!!」


急いで声がした方に向かい、目にしたのはあまりに酷い光景だった。


「ひっ!」

そこには、異常な大きさで、肌が赤黒いオーガが、足が一本無くなった男性と恐怖で動けなくなった男性の2人に向かって歩いている。まるで遊んでいるのかのようにゆっくりと。


「不味い!エリは近づかず遠くから狙ってくれ!出来なかったら男性達を遠くに逃がして!」

俺はそういってオーガに向かっていく。

背後でエリが何か言っていた気がするが今はそれどころではない。オーガが今にもデカい棍棒を振り下ろそうとしている。


「身体強化!!間に合えぇーー!!!」


ドンッッ!!


「グフッ!」

間に合いはしたが身体強化がキチンと出来ず吹き飛ばされてしまう。

オーガは邪魔されて怒っているようだ。


「ゴォァァァッッッ!!!」


「くっ!なんて威力だ…」

実は闇騎士1号がイルートに棍棒が当たる寸前に割って入ったのだが闇騎士ごとオーガは吹き飛ばした。

闇騎士は一部潰れている。

ただ、そのおかげでイルートは飛ばされはしたがほぼ無傷だ。


「1号中に戻れ!」

そうイルートはいい今度は全力で身体強化をかける。一部潰れた1号だが魔石さえ壊れていなければ空気中にある魔力で自動的に元に戻っていく。 



「はぁぁぁっ!!!」

次は無属性の魔弾で牽制しながら近づく。


「ゴァァァッッ!!!」

オーガは魔弾が邪魔だったのか棍棒を振り回す。

覚えたばかりの魔弾では、威力はないようだ。

だが、その隙にオーガの右のアキレス腱を斬る。


「今の内に男を連れて避難して手当てしろ!」


「う、うん!」

足の無くなった男性は出血が酷いのか顔が真っ青だ。急いだ方がいい。もう1人は這いつくばりながらも一心不乱にエリ達と避難した。


「ゴォァァァッッッ!!!」

オーガはアキレス腱を斬られたことで更に怒りだす。しかも、もう傷が塞がっているみたいだ。


「ちっ!なんて再生能力なんだ!2号~5号はアキレス腱や眼を狙って攻撃しろ!」


指示を出した瞬間、闇騎士達がオーガを攻撃する。

その隙に俺は風属性の付与された片手剣をアイテムボックスから取り出す。


「一撃で倒す!!!」


「ゴォァァァッッッ!!!」

闇騎士を払おうと棍棒を横に全力でふるが闇騎士は上手く影を使い避ける。


「はぁぁっっ!!!」

その隙に俺はオーガに向かって飛びかかった。


ドンッ!


頭を真っ二つにされ、オーガが倒れる。


「はぁぁぁ。疲れた。闇騎士戻っていいぞ。っ痛!イテテテ」


「っ!イル!大丈夫!?」


「あぁ、エリ。何とか大丈夫。」

そう言って返事をする。


「良かったー!凄いね!あんなオーガを倒すなんて…って早く街に戻らなきゃ!」


「あぁ、そうだな。あの男性を早く治療院に連れて行かなきゃ。」

そう言って立ち上がりオーガをアイテムボックスにそのまま解体もせず突っ込む。


「男の人はあっち!止血してはあるけど急がなきゃ!」


「あぁ。」



向かうと足が無くなった男性とまだ恐怖で頭を抱えてる男性がいる。


早く連れて行かなきゃ。




名前 イルート・シバイア

level 31→levelup!33


性別 オトコ


種族 ハーフエルフ


称号 研究者 ブラコン


スキル 『ゴーレム作成level4』『体術level4』『結界魔法level3』『アイテムボックス』『付与魔法level5』『魔力操作level6』『剣術level5』『生活魔法level2』『隠密level2』『無属性levelup!1→2』


加護『地球神の加護』『創造神の加護』

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