新たなスキル
意見やアドバイス等ありましたらドシドシお願いします。しるばでした!
「それで、パーティー登録は明日、人がいない時間にしちゃおうか。」
「そうだね。イルは片手剣で戦闘するんだよね?」
「うん。エリは弓以外には何か使う?」
「短剣なら少し。魔法は覚えたいけど、本を買わなきゃだから…」
魔法は使える人に習うか、魔道書を読むのが一般的だ。魔道書が無ければ魔力とは何かすら分からない人が大半なのだ。
「なら明日依頼の後、時間があったら教えようか?」
「いいの !? ありがとうイル!」
エリはバッ!と顔を上げたあと満開の笑顔を見せる。
「うん。簡単な生活魔法しか俺は出来てないけど教えるのは出来るからね。」
「明日楽しみだな~」
「じゃあ明日、朝方の鐘がなるころにギルド前に集まろう。」
「そうだね。あ! 私もうそろ行かなきゃ! 院長先生の手伝いがあるからまた明日ね!」
「うん、じゃあねエリ。また明日ギルド前で。」
エリは小走りで帰って行った。
そのあと俺も帰り、家族と夜食を食べた。その時父様から聞いたのだが、なんでも、王都で盗賊が出ているらしい。中には革命を起こそうとしている組織では?という人もいるらしい。
あと、ドラゴンのいる山に誰も入らないように兵を配置したりと忙しいみたいだ。俺も気をつけるようにと言われた。
確かに会ってみたいが行く気はない。安全第一だ。
マイルには暫く稽古は1人でしてもらう。
最近は母様に魔法の勉強やら地理、歴史の勉強などでどちらにしろあまり出来ないので大丈夫だろう。
ただ朝は一緒に素振り千回する。
食事をとったあと部屋に戻り、時魔法の本を読む。
「時魔法は魔力を周囲に広げ、範囲内の時間を遅らせる、か。ただし、自分には変化なし。範囲外からはゆっくりになって見える。消費魔力量がかなり多い。」
魔力は周囲に広げられるのか。これは索敵にも使えそうだな。
「時魔法陣を何かに書くことで、乗っているものの劣化を防いだりする方法もあるのか。」
冷蔵庫とは違うが確かに便利だな。
今度魔法陣を書く魔道具を買いに行こう。
「よし、とりあえずやってみるか。」
まずは、魔力を周囲に広げられるか、だな。
「んー。魔力を放出することは出来るけど、周囲に広げて維持するのはどうやったらいいんだ?」
放出すると、そのまま消えて行ってしまう。これは暫く掛かりそうだな。
「魔力を広げて、と。あーダメか。」
今日は魔力あまり消費してないからギリギリまでやってみるか。
「ん?これって魔力の塊を手の平で維持しても規模が違うだけで同じなんじゃないか?」
魔力を手に集め、放出した魔力を回転しているボウルみたいに出す。
「…お! 出来た!
あれ? これを広げる? 回転なしじゃ維持出来ないし失敗か。」
「あ、結界魔法みたいなのをイメージしたら出来るかな?」
結界魔法を張るように魔力の膜をつくる。
「…お!これでいいのか?
次はコインを使って遅く出来るか試して見よう。
あ、その前に久し振りにステータスを見るか。」
ーーーーーーーーーーーーー
名前 イルート・シバイア
level 31
性別 オトコ
種族 ハーフエルフ
称号 研究者 ブラコン
スキル 『ゴーレム作成level4』『体術level4』『結界魔法level3』『アイテムボックス』『付与魔法level5』『魔力操作level6』『剣術level5』『生活魔法level2』『隠密level2』『無属性』
加護『地球神の加護』『創造神の加護』
ーーーーーーーーーーーーーーー
え?このブラコンって称号なのかよ!
それより新しくスキル増えてるな。
『隠密』
気配を消すのが上手くなる。ただしニオイなどは消せない。
『無属性』
魔力を使い索敵や攻撃などが出来る。攻撃は属性が無いため、得意な属性や苦手な属性がないため、相手によって威力補正が±変わらない。
なかなか便利だな。
他にもスキルのlevelが上がっているし。戦術の幅が増えるな。
名前 イルート・シバイア
level 31
性別 オトコ
種族 ハーフエルフ
称号 研究者 ブラコン
スキル 『ゴーレム作成level4』『体術level4』『結界魔法level3』『アイテムボックス』『付与魔法level5』『魔力操作level6』『剣術level5』『生活魔法level2』『隠密level2』new!『無属性』
加護『地球神の加護』『創造神の加護』