これからの計画と獣人族
意見やアドバイス等ありましたらドシドシお願いします。しるばでしたー。
「ありがとうございました。」
「はいよ!依頼頑張るんだよ!」
ギルドを出たあと、屋台のおじさん、おばさんなどからギルドの情報を集めた。
この、シバイアの街では4つのギルドと1つの国営ギルドがある。
1つは東門近くにあるギルド“鉄壁の盾”主に護衛の依頼をしている。
1つは南門近くにあるギルド“大蜘蛛”主にパーティーでやる依頼が集まる。
1つは西門近くにあるギルド“狼の牙”主に個人でやる依頼が集まる。
1つは北門近くにあるギルド“秘境の森”主に珍しい花や特効薬の草などの採集の依頼が集まる。
後は俺が行っている初心者ギルドだ。
どのギルドも本部は王都にあり、ギルドマスターはSSランクだ。
だが、シバイアの街にある支部はSランクの方が運営している。もしもドラゴンが襲って来たら勝てる見込みは少ない。
ただ、2人だけこの街にSSランクがいる。それは父様とこの街の兵を纏めているルークさんだ。2人共強いが危険な目にはあってほしくない。
そのためイルートはある計画を立てた。
緊急自体の時にアイテムボックスからゴーレムを出し魔石を一体一体つけるのは効率が悪い。
なので早くSランクになることで自分のギルドを設立しよう、と。
ゴーレムを建物内や建物の地下などにかなりの数を配備しておこう、と。
いざという時、全ゴーレムを動かすことで、かなりの戦力になるだろう。そのためにAAAランクに挑むのだ。
ただ、全力の魔力で身体強化をしたらSランクにすら負けることはないだろうとの勝算があってのことだ。
因みにこの街にはSSランクが2人、Sランクが15人いるらしい。その内4人のSランク者がドラゴンにやられたらしい。
まぁ、この街にドラゴンが来るとは思えないが、万が一がある。出来ることはしておこう。
そんなことを考えながら街を出た。
「おっと、ゴブリンだ。」
街道から外れ、ゴブリンを探していたら前方に五体のゴブリンがいた。
前回討伐したことで実力は分かっているから今度は正面から斬り込む。
「ギギギィ!」
ゴブリンが襲ってくるが遅い。
「はぁぁ! 」
錆びた片手剣を持ったゴブリンの攻撃を避け、一撃で斬り伏せる。
棍棒を持ったゴブリンの攻撃はいなし、錆びた短剣を持ったゴブリンの方に押す。押した反動を利用して、短剣を持ったもう一体を斬り伏せる。そのまま弓を持ったゴブリンに向かう。
ヒュンッ!
慌てて弓を持ったゴブリンが矢を放つが掠りもしない。また矢を放たれる前に剣を突き刺す。
「ギ、ギギギィ!」
仲間が3体もやられたことで焦って攻撃してくるゴブリン。
「はぁ!」
そこに回転切りの要領で2体同時に斬り伏せる。
「よし、身体強化なしでも結構いけるな。」
パキッ。
「あ。」
「えーと。」
木の枝が折れた音がしたので見てみたら少し離れた所に獣人族の少女がいた。
「あ!私、怪しい者じゃないです!」
しかも猫の獣人族の少女だ。
名前 イルート・シバイア
level 31
性別 オトコ
種族 ハーフエルフ
称号 研究者 ブラコン
スキル 『ゴーレム作成level4』『体術level3』『結界魔法level3』『アイテムボックス』『付与魔法level5』『魔力操作levelup!5→6』『剣術levelup!4→5』『生活魔法level2』『隠密』
加護『地球神の加護』『創造神の加護』