表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/35

こんな死に様になるとは…

初めてって緊張しますね(-_-;)

漢字間違えや、アドバイス等をどしどし下さい!上手くなるために宜しくお願いします!

 俺、頼『より』は普通の子供だったと思う。

 少なくとも幼稚園までは…



 幼稚園の時に作った粘土の人形が動いた。いや、動いてしまった。



 どうやら俺には作った人形は思いを込めれば込めるほどそれに見合った時間、人形が動くみたいだ。

 俺はこの能力は嫌いじゃない。周りがなんと言おうと。周りの大人が気味悪がり子供を近づけさせなかった。そのため俺は1人だった。

 東京から北海道に引っ越し、高校生になった。ただ、今まで1人だった俺が馴染める筈もなく授業は進級出来る程度には出ていたが、殆どサボっている。

 授業をさぼって人があまり来ない(使われていない)西校舎の4階にある空き部屋で寝ていた。結構お気に入りの場所だ。



「ふぁー、あれ?もう夕方じゃん帰るとするか」


 ガチャガチャ


「あれ?鍵締まってね?」


 ガチャガチャガチャガチャ!


「ま、まぁ誰かが通報でもしてくれるよな」



 とは言いつつも元々親からも気味悪がられ一人暮らし、さらには仲のいい友人もいない。

 学校をサボっている程度にしか思われないだろう。友人がいないため携帯も持っていない。


「ど、どうしよう」


 2日目…


「腹減ったなー」

 案外のんきな頼だった。


 3日目…


「最終手段にでるか。」

 頼は窓を使い、他の部屋に移ろうと思ったのだ。

「高!これ、落ちたらヤバいな。」

 4階から落ちたらまず助からないだろう。

 それでも、殆ど掴むところが無い中、隣の部屋の窓の外に移動した。


「つ!あとちょっとだ!ん、あれ?どうやって窓割ればいいんだ?」


 北海道の窓は雪対策のため、二重窓だ。それを、ぶら下がった状態だから片手で割らなければならない。だが、今いるここは、非常に滑りやすい。片手では落ちてしまうだろう。


「仕方ない戻る、っつ!!やべっ!」

 戻ろうとしたが、その前に滑ってしまい、人生を終えることとなった。


 この校舎は撤去が決まり、入る警備員などが居なくなったため鍵を閉められてしまったのだ。

 もし頼が始業式に参加していたら、この校舎の撤去が説明され、落ちて死ぬことも無かっただろう。

 どちらにせよ、他の部屋も鍵が掛かっていて、出ることは出来なかっただろうが。


 そして死んだ後、彼はある人物にあった。だが、まさかあの能力を持って異世界に行くことになるとは彼は思いもしなかった…



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ