表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
薬屋に何か文句・苦情はありますか?  作者: satomi


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

37/37

第37話 エピローグ

 ニックの話によると、アピスはあの年(15か16くらい)で、すでに王宮騎士団のナンバー3らしい。団長がニック様、副団長がキース様だから、その次?かなりの実力者になってるみたい。

「昔私を『裏口入団』とか言ってた奴らを片っ端からのしていってたら、こうなった」

 と、アピスは言っている。


「時代はアピスだな。セアラみたいに可愛いし、実力もある。俺が引退したら、アピスが団長かなぁ?」

 などとニック様は言う。

 淑女と騎士の二足の草鞋でやっていけるか心配だけど、本人がなりたくて騎士になってるわけだし。万々歳かな?

 アレスが言ってた‘剣術に秀でた子を重んじる’みたいな国ってどこだろう?

 アレスに聞いてみるかなぁ?その場での方便だといいんだけど。


「あぁ、東方にある国がそうだよ。なんでも女性が男性に守られてばかりいるのはナンセンスだということだ。考えてみればそうなんだよね。ちょっとは武力があってもいいんじゃないかと私は思うよ。少なくとも自分の身を守れるくらい」

「あんたのリカちゃんは違うじゃない。守って~のタイプよ?」

「リカはな。今後のウィナーズ王国についてジェイムス王子殿下ともいろいろ話すつもり。女性も口ばっかり達者にならずに、護身術くらいは習得するべきだ。と進言してるよ」

 はぁ、アレスは側近としてなかなか有能なのねぇ。

「東方にある国なんだが、王家は金髪に緑眼だったかな?東方=黒髪・黒目ってイメージだけど違うよ。ちょっと西寄りの国かな」

 はぁ、アレスの情報網は凄いわ。誰が仕込んだの?家庭教師?


「こらアレス、俺のセアラに何の用だ?」

「私がアレスに用があったのよ!」

「父上、いい加減子作りとかやめてくださいね」

「子供は授かりものだ!」

 言い切るところがすごいなぁ。

「はぁ、私はもうデビュタント済んでるんですよ?そんなんで弟妹とかちょっと年が離れすぎでしょう?」

「授かりものだから何とも言えないな、それは」

 私は二人の会話になんとも言えない。


「逆にアレスはリカちゃんがいくつになっても可愛いだろ?子供がいてもいいだろ?」

「それを言われるとなんとも……」

 ニック様の逆襲。


「あ、そうだ。アレス。アピスが騎士団のナンバー3らしいわよ」

「騎士団弱くなったんですか?」

「何てことを言うんだ?アピスが強いんだ。失礼だな、アレスは」

 全く、アレスは言うに事欠いて、騎士団が弱くなったとか言うかなぁ?アピスの実力を認めてやれよ。

「アピスはねぇ、自分の事を『裏口入団』とかいう輩を片っ端からしばいていったらしいのよ。その結果がナンバー3。アピスの実力よ」

「やっぱりキース様には勝てないのかぁ」

 やがて自分の義父になる人間をつかまえて何を言うかな。アピスがキース様に勝つことを願ってる?

「そのキースは俺に勝てないんだ。俺がナンバー1だ!」

「団長ですからね」



 その後、アピスは騎士団の団長になる事はなく、望まれて東方(ちょっと西寄り)の国イーストエデン王国に嫁いで行った。



「「あーアピスまで嫁いで行っちゃったよぉ!」」

 お義父様とニック様が騒いでいる。

「お二人とも朝食の場です。騒がしいですよ」

 今日も朝からアレスは辛辣。

 

 

 王家の朝は、お義父様とお義母様、セイムスお義兄様とロゼットお義姉様家族、ジェイムス王子殿下とステラ家族、アレスとリカちゃん家族、そして私とニック様という大所帯で始まるようになりました。国王陛下夫妻はめでたくひいおじいちゃん・ひいおばあちゃんになりました。私とニック様もおじいちゃんとおばあちゃんデビューなの!


END




アレスはスッカリ辛辣に育っちゃって(涙)


長きにわたり、読了ありがとうございます‼

感想・評価・下のほうにある☆・いいね などお待ちしております!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
アピスちゃんは、騎士団No.3まで地位になったんだね!ニック様の遺伝子と本人の努力の賜物かな。裏口入学を疑った団員をしばき倒したらって事は、性格は負けず嫌いなのかな!!そのまま、団長になると思いきや、…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ