母さんの講義 弐
はい、短いです(殴
これからのシリアス担当は母さんになっていく予感。
だって、主人公がいちいち鬱になってたら話が進まないし。
魔法の設定は・・・・突っ込まないでくれると嬉しいです。
それにヒロインはまだ登場しないそうです。
あ、あと、前回の本の数、2000じゃ少なすぎるとの指摘を受け、20000に増やしました。
自室にある本の数を調べたら軽く百冊を越え、そして図書館無いの本棚の数を思い浮かべ、俺は馬鹿すぎたな、と直した感じです。指摘してくれた読者様、有り難うございます。
へ?おいおい、龍ってどんだけなんだよ・・・・・・・
いきなりだが、母さんの魔法講義開始。
『よく聞いてくださいね?では始めます。魔法とは、通常では起こりえない現象を魔力を使って具現化すること、簡単に言えば想像を実現させることです。限度はありますけど』
妄想を実現・・・・・いや、なんでもない。
『魔法の扱うのは簡単です。やりたい事を想像して、その想像に魔力を込めるイメージをすればできます』
簡単だ。母さん、詠唱とかそういうのは必要無いの?
『必要ありません。あんな面倒くさいのは人や亜人くらいしか使いません』
それってほぼ全てな気がする。龍は規格外ですね。
『少し前に言ったとおり、龍は全ての魔法を使う事ができます。しかし、やはり得意不得意があります』
そりゃあ、全部の魔法が得意ですとかどんなチートだよって感じだしな。このままでも十分チートだけど。
『その得意不得意は主に属性にでます。属性とは、自然的な魔法の分別に使われますが龍にはあまり関係がありません。わたしの得意な属性は、光、火、水です』
なんかそれっぽくなってきたな。でもやっぱり人だと制限が多いな。それに関係ありませんとか。
『では実際に調べてみましょう。知っておいた方が、色々と都合がいいですから』
わかったけど、母さん、どうやって調べるんだ?
『ブレスを使います』
ブレス?属性つきのブレス?
『あなたの今使っているブレスは無意識に魔力を使うため、純粋な魔力でできています。しかし、ブレスに意識して魔力を込めると、得意な属性がブレスに現れます。あなたは一度やった事がありますね?あまり覚えていないかもしれませんが』
えっと、もしかして洞窟最後のとき?アレは疲れて、あまり周りの様子は見てなかったからわからなかったのか?
『それに意識して魔力を込めるだけではそこまで属性はでません』
なら納得。
『やってみましょう。わたしが水を出しますのでそれに当ててください』
そういうと、一瞬で空中に水の球体ができた。魔法すげえ。
なんか頼りないし、室内というか、屋内でブレス撃つのはいけないと思うんだけど。母さんが気にしてないし、まあいいか。
さて、ブレスブレス。あの時の感覚を思い出す。
口に魔力が集まる感覚を思い出し、イメージを強くする。
集められた魔力を口から解き放つ。
轟音、は発射の時しかしなかった。
なぜなら水によって完全に、音も無く受け止められたから。
水は電気でバチバチしている所もあれば、凍っている所も、更には水が黒ずんでいる所もある。
『これは、雷、氷、闇です』
なんという、厨二的な組み合わせ。それに闇か。やはり主人公的なものじゃないな。
『結構便利なものです。よかったですね』
そういって笑顔の母さん。すごい癒される。恐育モードの時は恐いけど。
『属性もわかりましたし、続けましょう。属性のついていない魔法は基本何でも使えます。あなたが無意識に使っている念話もそうです』
へ?俺って魔法使ってたの?もしかして、母さん心読めるのかよすげーとか思ってたのは間違ってたのか?俺がやってたのかよ。
それにしても無意識って。龍は呆れるほどだよ。
『人の方では他にも細かいものがありますが龍には関係ありません。魔法は大体このぐらいです。後は本などで細かい事を調べるとよいでしょう』
て、これだけ?ずいぶん少なかったな。
『今日はこれから自由時間とします。本に触れるのはまた今度で、今日は外で自由にしていてください。魔法はあまり使わないように』
自由時間キタコレ!しかし本も魔法も駄目なのか。じゃあ、飛ぶか。ハヤブサ的飛行の練習でもするか。
じゃ、いってきます、母さん。
ということで、日が沈むまで曲芸な飛行をしてますた。
side mother
我が子の属性に闇が入っていた。
予想はできた事だ。卵も鱗も黒に近い色が入っていた。
しかし、すると本当にわたしの息子が・・・・・・・
あの子はまだ人を嫌ってはいない。
今ならまだ間に合う。
なんとかしなければ。
あの子が人を嫌い、憎み始める前に。
ヒロイン出せませんでした。すいません。
性格とかそういう設定は決まってるんですよ。
だけど今出すとなんかつまんない。
理由はそれです。さーせんww
次回は、決まって無いです。
感想評価アドバイスを待ち続けて幾億年(略