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はじめてのおさんぽ に

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。


毎日投稿目指してたのにごめんなさい。


内容が意味不明になってごめんなさい。


短くてごめんなさい。







フハハハハハハハハハ!!!!!自由だーーーーーーー!!!!







現在の状況、とりあえず草原とかある方目指して飛翔。


飛ぶのが気持ちよくてテンションがハイでカオスになってるぜ!


スピードが速すぎてあっという間に川は通り越した!


俺は何処までも逝ける!・・・・・あれ?あ、い、行ける!


このまま山を越えて行くぜ!


うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!


『あ、言うの忘れてましたけど、山と草原の境目に不可侵結界張ってありますから、透明ですけど当たると痛いので気をつけるように』


言うのが遅いいいいいいいいいいいいい!!!






なんて事があったとか無かったとか・・・・・・ありましたごめんなさい。










今俺は草原の端、山との境界の近くにいる。あー痛かった。


ただのお散歩のはずがなんでこんな痛い目に遭わなければいけないのだろう。


今更か。今更だね、うん。


それにしてもきれいな景色だな。


草原は鮮やかなライトグリーン。山は青みがかかったグレー。


俺の巣がある崖は黒、その前を通る川は明るいブルー。


そして俺は青みのかかった黒。


この世界はたまに目が痛くなる。目に映るもの全てが美しい。


これ見てから地球見ると見劣りしまくるな。




・・・・・地球、か。


こっちに来てからは比較の対象にはしたけど特に考えてみた事もなかったな。


家族、友人。彼らは死んだ、いや、いなくなった俺の事を心配してくれるのだろうか。


父は才能の無い俺をいつも疎んで、暴力を振るっていた。


母は俺が原因の父からのとばっちりから逃げていた。


妹は家族の仲が険悪な理由であり、諸悪の根源である俺を好きあらば殺そうとするくらい憎んでいた。


友人は才能の無い俺を見下す事で自分を保っていた。



果たして、心配してくれるのだろうか。


父は子供の頃はいつも優しかった。


母は俺の世話を甲斐甲斐しくしてくれた。


妹は俺にくっついて離れなかった。


友人は俺の事を最高の親友だと言ってくれた。



すべてが変わった原因は俺。



彼らは俺の事を好きだった。愛してくれた。


それはいなくなる直前も変わってはいないだろう。


変わってはいない。歪んだだけ。


俺が天才である事を望んだ世界、その世界で才能の無い俺は異物、要らないもの。


才能があればここまでおかしくはならなかった。


才能があれば家族や友人はストレートに愛情表現を出来ていたのかもしれない。


だが所詮それはあり得ない、IFの話。






はあ、もう考えないようにしてたのに。


周りが変わってしまった後、俺は努力したんだよな。


運動神経は絶望的なまでに無かったけど、勉強はそこそこまで上がった。


でも、もう変わってしまった、牙を剥いた世界での俺の扱いは変わらない。さらに酷くなっていく始末。


あげくの果てに、こんな異世界の龍に転生している。


・・・・環境が変わってから初めて心に余裕ができたからなのか。こんな事を考えてしまったのは。


全く、せっかくのお散歩なのになぜここまで沈まなければならないんだ。


試練で死ぬ思いした後にこれか。


本当に、神様は俺が嫌いらしいな。






・・・・・・はい、鬱はここまで!


折角だから楽しまなければ損だ!


草原を一通り見た後は逆方向のジャングルの方へ行く、これで決まり!


さあ、行こう!









草原は草食のよくわからない生物がいたり、川には平べったくて大きい謎の魚がいた。


ジャングルは広いし飛んでいては木のせいでよく見えないので、降りてそこまで深くない所までを歩いて見た。


意味不明なほどに巨大化した虫や植物がたくさんあり、なぜこうなったという疑問を持った。いや本当にでかいから。


そのあと行ける範囲内を飛びながらみて、俺のお散歩は終了した。


すごいな異世界。ファンタジーなのにも程がある。


疲れたー。結構はしゃいだからな。


さて、明日からはまた訓練だし、巣に戻って寝るか。




『お散歩はどうでしたか?』


楽しかったよ。


『そう、それはよかった。もう寝るんですね。ゆっくり休みなさい』


うん。










side mother






─────泣いている?


何かあったのか、我が子は寝ていながらも涙を流している。


帰ってきた時の表情の陰りの原因だろうか。


しかし・・・・わたしに出来る事は限られている。


せめて、と寝ている我が子に近寄り抱きしめる。


悲しみを少しでも、一緒に背負ってあげる。


そうしたまま、夜は明けていく。





軽く補足。


主人公は才能に対してかなりのコンプレックスがあります。

才能があれば自分の世界はこんな風にはならなかった。

そう思っているのも一つの理由です。


また、今回テンションが極端に変化するのは、異世界に来てから初めての心にゆとりが持てる時間だったのと、環境の変化に耐えようとする“壁”に隙が生まれたからです。


普段主人公が元気なのはこの壁が負の感情を感じないようにしていたため。




という意味不明な補足。




感想評価アドバイスが、欲しいです。それ以外でも、欲しいです。

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