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6 神殿にレッツゴー


アンが気合いを入れまくったおかげで

本当に天使の様な仕上がりになった私。


真っ白なワンピースは、スカート部分が

赤色の糸で刺繍された薔薇をあしらったレースが

重なっているデザインで

シンプルだけど可愛らしい、とっても素敵なモノだった。


お父様とお母様が、この日の為に作らせたワンピースらしい。


髪は、ゆるふわ巻きのツインテール。

お顔は、まだ3歳なのと

そのままで十分に可愛いので

唇にグロスリップをほんのり塗っただけだ。


てか、この国はグロスリップがあるんかぁ〜いっ!



自分でも見惚れるくらい可愛い顔してるのよ。

これが私の顔でいいんですかぁ〜と叫びたいくらい。



支度が終わって、玄関ホールまで降りて行くと

そこには、両親とお兄様が待っていた。


父、筆頭宮廷魔導師であるジョン・スペンサー


黒髪ロングで一つに結いた髪を横に流し

私の瞳と同じく赤い色をしている。

家では親バカ丸出しのデレデレ顔をしているが

普段はクールぶっているので冷たい印象を与える

身長も189センチと高くサラッとしているが

中々の筋肉質だったりする。

めちゃくちゃイケメンだ。


母、元公爵令嬢であるキャロル・スペンサー


母の実家はアースキン公爵家。

伝統的な格式ある王家の血筋を引き継ぐ上位貴族の令嬢だった為

めちゃくちゃ洗練されている。

どの角度から見ても隙がない完璧な淑女だ。

しかも美人。

プラチナブロンドの長い髪に青い瞳。


相当な縁談があるなかで

お父様じゃなきゃ嫌だと我儘を通して結婚したらしい。


そんな2人は未だにラブラブだ。


2人とも歳は同じく29歳。



そして最後は

乙女ゲーム攻略対象の、お兄様。


このスペンサー侯爵家の嫡男である。

黒髪でちょっぴり長めの短髪。

青い瞳で、お父様に似ている。

2つ違いの、まだまだ幼さが残る5歳児。

妹である私を、とても可愛がってくれる

優しい、お兄様なのだ。

例の乙女ゲーム的な物語に巻き込まれる訳だけど

どう巻き込まれていくのか、そもそもヒロインは

お兄様を攻略するのだろうか?


分からない事だらけだ。



家族も使用人達も私を見て


「やっぱりマリーは天使ちゃんね」


なんて褒めてくれる。

我儘令嬢にならない様に気を付けよう。

ちなみに、マリーは私の愛称。


神殿には、お父様と私だけで行くらしい。


お母様とお兄様は、私が帰ってきたら

誕生日パーティーだからと張り切って飾り付けするらしい。


なんて良い家族なの〜。

ほんと神よ。感謝します。



で、馬車で行くのかな〜?

初めて乗るな、楽しみだなぁ。

なんて思ってたら、徐に父親に抱えられ


「行ってくるよ」

の言葉と共に、微妙に揺れる感覚がしたと思えば

次の瞬間には、神殿らしき建物の前に居た。


これが、魔法。

転移魔法かぁ〜


やばっ!

スゲー!


さすが、筆頭宮廷魔導師。


父親の顔を、スゲー尊敬だわ〜とガン見してると


「あっ、これはこれは英雄魔導士様。

娘さんですかな?もう3歳になりましたか〜

測定前ですが期待できますね。

神の計らいなのか、自然に人払いされた様で

辺りは静かです。

神の、お導きですかな。フォフォフォ…」


なんて言いながら

神官服を着た、老人が話しかけてきた。



父は、私を下ろしながら


「神官長でしたか、娘のローズマリーです。

今日は宜しくお願いします。」


と挨拶を交わし

私の手を取り、神殿の中に入るのであった。



ギリシャ神話に出て来るような

白亜の建物は、とても神聖な空間で

本当に穢れが無い感じで気が引き締まる。


さっ

魔力判定。

どうなることやら。






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