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メイン盾と黒騎士

まずはこちらに敵意が無いことを分からせる。どうやるかって?そりゃもちろん。


「あらら?終わっちゃったあとかな?」盾を背負った男が話す。黒い鎧騎士は相づちを打つ。

「よし、騒ぎになる前に帰るか。」盾の男はそう言ってきた道を引き返す。その背後から


「へい!!そこの盾の人、あと鎧の人」両手を上に挙げながら叫ぶ。

「俺はそこに倒れてる男を倒した者だ。君たちここに来たということはそいつと戦う為だったんじゃないのか?

だったら力を貸してくれ。一人じゃ手が足り無い。」早口で言いながら近づいていく。


警戒し盾を構える男、鎧騎士も背中から身の丈ほどある大剣を抜き構える。


「ちょっ!ちょっちょっと待って。落ち着けって、そろそろ警察が来るぞ。そしたら楽に逃げられなくなる。

俺はまだ捕まりたくないから逃げるぞ。来るなら来てくれ」相手との距離10mくらいで止まり言う。


盾男と鎧騎士が目配せを交わし武器を構えながら近づいてくる、盾男が何かを言いかけたとき二人の背後に倒れていた男の

手がこちらに向けられていた。


瞬間、視界が赤く染まる―――熱風を連れて炎が迫る―――「…ッ!?」この威力背後の二人も巻き込まれる。

ウエストポーチに手を入れ対異能者用武装を出想としたとき背後から迫ってくる気配。

盾の人が前に出る―――盾を斜め上に構え呟いた「二重起動(デュアルブート)・受け流し(パリィ)・吸収(アブソーブ)

盾にオーラ的なものが纏いそれに触れた瞬間、炎が空に上がる。鎧の人も炎に飛び込む―――漆黒の闇に紅炎が呑まれる。

漆黒い鎧が赤黒い炎のような紋様が浮かび上がっていく―――鎧の周りの空気が揺らめく―――?み込んだ熱量を放出するように…

そのまま鎧の背中と足から炎を吹き出し相手に近づく―――盾の人はそのまま前進する。目の前の炎など障害にならず前進する。


あぁ……こいつらは強い奴らだ。それも相当強い。並みの…いや上位の異能者でも通用するレベルかも。

よし、絶対仲間にしよう。俺の計画に必要だがあとは思想と精神かな?それはおいおい調べればいいか。

俺もあいつらにアピールして使えるとこ見せないと―――と思いながら斜め前に飛び出す。


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