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じゅうさん

 隣で遊君が気持ちよさそうに眠っている。彼の頬にそっと口づけをすれば、くすぐったそうな声をだした。


「遊君、起きてたの?」


 寝ぼけた目が私を捉え、「おいで」と柔らかく誘う。


「んー、甘くていい匂い。花ちゃんの匂い、好き」


 ぎゅっと引き寄せられ、私の胸で遊君はもう一度眠りについた。嬉しい。私とあなたは、本当に一つになれたんだね。


「ねぇ、遊君。今はどんな夢をみてるの?」


 私は静かに瞼を閉じる。暗闇の中、彼の寝息だけが聴こえた。


 ……世界にいるのは私たちだけ……


 そんな錯覚をしてしまう。ああ、なんて幸福な時間だろう。

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