表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生医術師の魔法好きがこうじて神にまで上り詰めた件  作者: 吾妻 八雲
シーズン2 【聖域巡礼編】(闇の神殿)

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

68/199

闇の神殿:修行者ハーベルの冒険

レッドベア亭へ戻ってくると、看板娘のカヤが元気よく迎えてくれた。

「ハーベルさん、お帰りなさい!」

「ただいま、カヤ。」


「今日の夕食は、鳥のシチューよ。」

「あとでいただくよ。」


ハーベルとリーフィアは着替えを済ませて食堂に降りてくると、テーブルには夕食が並べられていた。

「いただきます。」


ハーベルがシチューを一口食べて少し渋い顔をする。

「やっぱり、師匠のご飯が一番ですね…。」

「あらあら、そうでもないわよ…。」


「それはさておき、今後の予定は?」

ハーベルはパサパサのパンを頬張りながら尋ねる。

「そうね、まずはハーベルの修行ね。」

「どこか、いい場所があるんですか?」

「この近くだと、北に行ったところに闇の神殿があるわ。そこから始めようかと思ってるの。」

リーフィアは微妙なシチューをつつきながら答えた。


「分かりました。」

ハーベルは少し考え込んだ。

「光属性の攻撃って雷鳴くらいですか?」

「いいえ、他にもたくさんあるわよ。」


「そうなんですね…。」

「例えば、光線や聖水はそのままでも攻撃になるけど、ロックバレットに光属性や神聖属性を乗せて攻撃することもできるわ。」

「なるほど…。」


「ということは、光属性を使うにも他の属性を同時に上げた方が多彩な攻撃が可能ってことですね。」

「その通り。それに、ハーベルの今の強化の仕方は理想的ともいえるわ。」

「ありがとうございます!」

ハーベルは満足げな表情を浮かべた。


「闇の神殿ってことは、アンデッドとかも出るんですか?」

「もちろんよ。だから、神聖系のラディアントやセレスティアルの系統を覚えておくと戦闘が楽になるわ。」

「なるほど、覚えておきます。」


「ああ、ちなみに神聖魔法みたいな派生系の魔法は、途中でランクが上がる形になるから、見習い用の魔法は存在しないのよ。」

「そういうことですか…勉強になります。」


「アンデッドにチェーン・ライトニングなんかも有効なんですか?」

「そうね。神聖魔法ほどではないけど、広範囲攻撃ができるから敵が多いときには有効ね。」

「相手に応じて使い分けるのが重要ってことですね。」

「ええ、そうね。」


「師匠は、何でも知ってるんですね。」

「もちろん、何でもは知らないわ。でも、知っていることは何でも教えてあげる。」

リーフィアの目が真剣だ。

「肝に銘じます。」

ハーベルも同じく真剣だった。


次回 シックスセンスの輝き:神殿攻略への道

続きの気になった方は、

ぜひともブックマークをお願いいたします。

リアクションと⭐5もつけていただけると幸いです。

頑張って続きを書いちゃいます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ