表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生医術師の魔法好きがこうじて神にまで上り詰めた件  作者: 吾妻 八雲
シーズン1 【王立魔法学院編】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

44/200

ネル特製メニューと魔力量の秘密

翌日、ギルドメンバーたちは、小さな拠点でテーブルを囲み、神妙な面持ちで座っていた。


「ハーベル、あなたの訓練内容を評価してみたんだけど…」

マクリアの顔は真剣そのものだった。


「はい…。」

ハーベルは不安を覚え、表情がこわばる。


「素晴らしいわ!」

マクリアが突然晴れやかな笑顔で叫ぶ。


「うぉーーー!」

ギルド全員が一斉に歓声を上げた。


「ええ…何です…?」

ハーベルは急激な雰囲気の変化についていけず、困惑していた。


「具体的には俺が説明する!」

「カザキ、お願い!」

マクリアが指名すると、カザキが話し始めた。


「ああ、正直驚いた。1年生であれほど戦えるのもすごいが、魔力量の多さと的確な指示には脱帽だ。ただ、体力面ではまだ課題があるな。」

「はい!ありがとうございます!」

ハーベルは礼儀正しくお辞儀をする。


「魔力量の多さは、家系の影響かしら?」

マキアが興味深そうに尋ねる。


「ええ、うちは医術師の家系なので、その影響があるかもしれません。」

「すごい!医術師の家系ならあり得るわね!」

スイカが感心した様子で手を叩く。


「ハーベル…驚きの…連続…!」

シズネは怪しい笑いを浮かべて喜びを表現する。


「そうね。じゃあ、ハーベルにはカザキさんにお願いして体力作りと俊敏性の強化をメインにしていきましょう!」

ネルが訓練メニューをまとめた紙をカザキとハーベルに渡す。


「マジか…ネル、鬼すぎる!」

カザキがメニューを見た瞬間固まる。


「カザキ先輩、よろしくお願いいたします!」

ハーベルは再び深々とお辞儀をする。


「ああ、俺に任せろ!覚悟しておけよ!」

カザキが自信を見せる。

「はい…お手柔らかにお願いします…」

ハーベルは運動が苦手なため、少し不安になった。


•••••••••

【ハーベル、勇者への道!】


訓練メニュー


1.毎日、朝と晩に10kmのランニング

(朝は登校前に済ませておくこと)


2.自宅で、腕立て・腹筋・スクワット

 各200回×3セット

(毎日ではなく3日に1回休息日を取ること)


3.背中に5kgの負荷をかけた状態で、

ダッシュ20秒間・ジョギング10秒間を10セット

(10日ごとに5kgずつ負荷を増やして20kgまで達したら、再び5kgから繰り返す)


4.十分な栄養の食事と休養を確保すること

(お昼ごはんはネル特製のお弁当付き!)


以上

•••••••••


「マジか…死にますね…。」

ハーベルの顔は真っ青になっていた。


「ああ、死ぬな…。」

カザキもさすがにやりすぎだと思ったが、ネルの鋭い視線を前に何も言えなかった。

次回 鍛錬の道 ~シックスセンスが開く未来~

続きの気になった方は、

ぜひともブックマークをお願いいたします。

リアクションと⭐5もつけていただけると幸いです。

頑張って続きを書いちゃいます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ