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転生医術師の魔法好きがこうじて神にまで上り詰めた件  作者: 吾妻 八雲
シーズン7 【悪魔男爵激闘編】(サリエル戦)

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184/201

プライマル・オンスロート:チーム結成

空気が張り詰め、五つの強大な魔力が、サリエルを取り囲むように渦を巻き始めた。


その時、何が起こったのかハーベルには分からなかった。


一瞬でサリエルの姿が霧のように消え去ったのだ。


「何が?」

ハーベルが不思議そうに尋ねる。


「ああ、こいつは只の分身だぜ!」

赤髪のホムラが簡単そうに言う。


「分身…?」

ハーベルはまだ理解できていない様子だった。


「そうでござる!ここでござるよ!」

フウマがハーベルに向かって、自分の首の後ろを指し示す。


「わたくしも気がつきましたわ!」

「当然!」

リヴァイアとタオも同意する。


「君たちすごいな!」

ハーベルは驚きが隠しきれない様子で呟く。


「まあ、お前が一番弱そうだからな!ハハハ…!」

ホムラがバカにしたようにハーベルを指差すと、他の3人も苦笑した。


「そもそも、サリエルを倒すのに6人も必要ないだろ?」

「同意でござる!」

「それもそうですわね!」

「うーん…。」

タオだけは、考え込んでいた。


「俺たちは先にサリエルのところに向かうから、お前たちは、後で来いよ!」

そう言って、ホムラを筆頭にリヴァイアとフウマが後に続くように移動しようとしたその時、


一瞬で3人の前にハーベルが立ちはだかった。


「ハヤ…!」

「ほほおーー…。なかなかやるでござるな…。」

「なるほどね…。」


「待ってくれ!少しだけ話を聞いてくれないか?」

ハーベルが懇願した。


「なんだよ?」

ホムラが面倒くさそうに答える。


「サリエルを倒すのに、6属性のソーサリーエレメントの所持者がいると言うことは、何か意味があるんだと思うんだ!」

「オラも、彼と同意見だ!」

タオがハーベルに賛同する。


「なるほど、それも一理あるかもな…。」

「確かにで、ござるな…。」

「はい…。」


3人は、反省しているように頷いた。


「それに、俺はもっと君たちのことも知りたい!こうして、集まったのにも必ず意味がある!」

ハーベルの言葉には確かな「意志」が感じられた。


「うん…。悪かった…!」

ホムラは意外と素直にハーベルに謝罪した。


「そうね…。ごめんなさい…。」

「悪かったでござるよ…。」

リヴァイアとフウマも頭を下げた。


「いや…。分かってくれればいいんだよ!」

ハーベルは両手で3人をなだめるような仕草をした。


「じゃあ、とりあえず、自己紹介でもするか!」

ホムラが真っ先に話を先に進める。



「俺の名前は、ホムラ!炎の魔剣士で武道全般に精通している。もちろん、前衛は任せな!召喚獣は、エンフリードだ!」


••••••••••

ホムラ ♂ 【魔剣士】【武道家】

種族: ヒューマン

ソーサリーエレメント: 炎属性

武器: 【魔剣:フレイムタン】【魔手:炎帝の剛腕】

召喚獣: 【炎の大精霊:エンフリード】

魔法属性: 炎属性

固有スキル: 「破壊」「爆炎」

獲得スキル:「熱量変換」「身体強化」「火炎耐性」「物理攻撃強化」「高速詠唱」「魔法防御」「熱感知」「治癒(限定的)」「召喚」

光:上級魔法7 炎回復:上級魔法7 (自身と炎属性の治癒に特化)

闇:上級魔法7 召喚:究極魔法10 

炎:究極魔法10  黒炎:上級魔法7 爆炎:究極魔法10 

水:上級魔法7 

風:上級魔法7 

土:上級魔法7 

体術: 極限10  (炎を纏う武道術)

原罪魔法: No.12  カタストロフ・フレア

••••••••••


「では、次はわたくしね!水の賢者で錬金術も得意よ!実は、マーメイドの末裔なの!よろしくお願いいたします!大精霊は、リヴセレナです。」


••••••••••

リヴァイア ♀ 【賢者】【錬金術師】

種族: ヒューマン (マーメイドの末裔)

ソーサリーエレメント: 水属性

武器: 【宝杖:アクアミスト】【水晶球:深海の瞳】

召喚獣: 【水の大精霊:リヴセレナ】

魔法属性: 水属性

固有スキル: 「精製」「氷結」「調合」

獲得スキル: 「清浄なる水流」「物質変換」「薬効増幅」「水流操作」「毒無効」「精神防御」「識破」「結界」「自動回復」「状態異常回復」「召喚」

光:上級魔法7 水回復:上級魔法7 (全体と水属性の治癒に特化)

闇:上級魔法7 召喚:究極魔法10 

炎:上級魔法7 

水:究極魔法10 

風:上級魔法7 

土:上級魔法7 

錬金術: 極限10 (最上級ポーション、エリクサーなど)

原罪魔法: No.14  アクア・ディメンション

     No.17  コキュートス・イリュージョン

••••••••••


「うちは、フウマでござる!見ての通りの忍者でござるよ!忍術に昇華させた風魔法は、必見でござるよ!うちの相棒は、ゼイオロス!」


••••••••••

フウマ ♂ 【忍者】【暗殺者】

種族: ヒューマン  ( 風の眷属)

ソーサリーエレメント: 風属性

武器: 【風魔手裏剣:疾風】【神刀:朧月】【鎖鎌:影縫い】

召喚獣: 【風の大精霊:ゼイオロス】

魔法属性: 風属性、影属性(忍術として昇華)

固有スキル: 「合成」「隠密」「変幻自在」

獲得スキル: 「神速」「風刃」「幻影」「毒攻撃」「音速移動」「暗視」「体術強化」「武器術」「偵察」「弱点看破」「精神攪乱」「召喚」

光:上級魔法7 

闇:上級魔法7 召喚:究極魔法10 

炎:上級魔法7 

水:上級魔法7 

風:究極魔法10 影: 究極魔法10 (忍術として応用)

土:上級魔法7 

体術: 極限10 (忍びとしての体術)

武器術: 極限10 (手裏剣、刀、鎖鎌など)

原罪魔法: No.16  ゲイル・シャドウ

••••••••••


「オラは、タオだす。ドワーフの末裔だ。オラは、タンク役を任せたら、世界一だ!テラガイアがオラを守ってくれとるでな!」


••••••••••

タオ ♂ 【重戦士】【大地術師】

種族: ヒューマン  (ドワーフの末裔)

ソーサリーエレメント: 土属性

武器: 【神器:アースブレイカー 】【大盾:ガイアウォール】

召喚獣: 【土の大精霊:テラガイア】

魔法属性: 土属性

固有スキル: 「構築」「重力操作」「金属精製」

獲得スキル: 「不動の意志」「大地創造」「物質硬化」「防御力強化」「衝撃吸収」「物理耐性」「挑発」「修復」「自己再生」「召喚」

光:上級魔法7 

闇:上級魔法7 召喚:究極魔法10 

炎:上級魔法7 

水:上級魔法7 

風:上級魔法7 

土: 究極魔法10  重力: 究極魔法10  金属: 上級魔法8

防御: 極限10 (物理、魔法防御)

原罪魔法: No.18  メギド・フォートレス

••••••••••


「最後は、俺か…。俺の名前はハーベル!全属性で医術師だから、治癒魔法は任せてくれ!ネクロマンサーと召喚士でもある。大精霊はリーフィア!他にも、ホーリードラゴンやホーリーウルフとムーンウルフの夫婦もいる。」


•••••••••• 

ハーベル ♂ 【医術師】【ネクロマンサー】【召喚士】

種族:ヒューマン

ソーサリーエレメント:光属性

武器:【神器:シックスセンス】

【神器:金剛の短剣】【神器:金剛の盾】

召喚獣:【光の大精霊:リーフィア】

【ホーリードラゴン】【ペガサス】

【ホーリーウルフ】【ムーンウルフ】

【グリーンスライム】など

魔法属性:全属性

固有スキル:「統合」

「破壊」「精製」「合成」「構築」「解析」「分解」

獲得スキル:「設定」「把握」「毒耐性」「召喚」「魔法陣」「ライブラリー」「分離」「蘇生」「切断」「転写」「怒号」「万華鏡」「反射」「自動回復」「魔法防御」「再生」

光:究極魔法10 神聖:究極魔法10 薬剤:上級魔法8

闇:究極魔法10 虚空:上級魔法9  召喚:究極魔法10 

炎:究極魔法10  黒炎:応用魔法5 解放:究極魔法10

水:究極魔法10 

風:究極魔法10 雷鳴:上級魔法8

土:究極魔法10  再生:応用魔法6

禁呪級魔法: No.11 ディバイン・ディメンション

      No.15 ジェネシス・ルミナス

      No.20 アポカリプス・エクリプス

•••••••••• 


「なんだって?あの気難しいホーリーウルフの夫婦を召喚獣に?意味がわからん…。」

ホムラが首を横に振った。


「ハーベルさん、医術師なのですか…。」

「いや、ハーベルでいいよ。リヴァイア!」

リヴァイアが尊敬の眼で見つめる。


「ハーベル殿、先程は失礼した。ネクロマンサーとは、死霊使いなのだろうか?」

フウマが興味深そうに尋ねる。

「いいや、それがネクロマンサーは奥が深いんだよ……。」

ハーベルが楽しそうに話し始める。


「オラは、ドラゴンが見てみたいだ!」

「ああ、お安いご用さ!」

ハーベルはみんなの質問に丁寧に対応していった。


「なるほど、ハーベル殿のお陰でみんなの気持ちもひとつにまとまったでござるな!」

フウマがそう言うと、


「ハーベル、俺は、お前がリーダーをやるべきだと思う!」

ホムラがハーベルの肩を叩いた。


「いや、俺なんかが?」

「ハハハ…。自覚なしのようですわね!」

リヴァイアが微笑む。


「全くだ!」

「ござるな!」

「んだ、んだ!」


ハーベルは首をかしげながら、微笑む4人の顔を一人ずつ確認する。


「分かった。リーダーでも何でもするよ!サリエルが倒せるなら!」

ハーベルの眼にはサリエル打倒の炎がメラメラと燃え盛っているように見えた。


「リーダー、作戦は?」

ホムラがハーベルに勢いよく尋ねる。


「うーーん…。」

一同の視線がハーベルに集中する。


「うーーん…。分からん!」

ハーベルがそう言うと、一気に場の空気が固まった。


「ハハハ…。参った!」

「フフフ…。」

「参ったでござるな…。」

「ワーーハッハッハッ!」

4人が大声で涙を流しながら笑っている。


「ハーベル、お前はいい奴だな!」

ホムラが肩をがっしりと腕で組んだ。


「お前のお陰で、殺伐としていた空気が一気に明るくなった。気持ちも一致団結したしな!お前はすごいよ!」

そう言って、ホムラがハーベルの髪の毛をグシャグシャとして子犬でも可愛がるかのように言った。


「やめてくれよ…。」

ハーベルはまた首をかしげながら髪を整えた。

次回 闇の不在:異界の侵略者

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頑張って続きを書いちゃいます!

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