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転生医術師の魔法好きがこうじて神にまで上り詰めた件  作者: 吾妻 八雲
シーズン1 【王立魔法学院編】
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光の血統に刻まれし力

うちの家系は、光属性に属するため、特別なスキルを受け継いでいる。

そのスキルの名は「解析」だ。


スキルとは魔法とは異なり、生まれつき属性や血統によって授けられるもので、後天的に習得することは不可能とされている。


「解析」スキルの最も優れた点は、実際に存在する物体や目視で確認した事象を記憶する能力にある。

そして、記憶した物体や事象を、魔法の力を用いて魔力のみで具現化または物質化することが可能となるのだ。


たとえば、【ライフポーション】を「解析」すると、その効果――生命と魔力の回復――が確認できる。

すると、それと同等の効力を持つポーションを、魔素と魔力だけで具現化することが可能になり、素材を必要としなくなる。


さらに、「生命と魔力の回復」という事象そのものを「解析」することで、ポーションすら不要となり、【ライフ】という同等の効果を発揮する魔法を行使できるようになるのだ。


偶然にも天からの贈り物のように授かったこのスキルには、本当に感謝している。


実は、医術師としての道を歩むには、「解析」スキルが不可欠とされており、この職業もまた血統により定められている一つの運命である。


全体の属性の比率としては、炎・水・風・土の4属性が全体の約8割を占め、光と闇属性は残りの2割に過ぎない。

そのため、光属性や闇属性の存在は非常に貴重だ。


さらに、スキルは血統の影響を強く受けるため、スキル保持者は極めて希少な存在となり、医術師はその特異性から人々に尊敬される地位にある。


なお、属性ごとのスキルには以下のような特性がある:

- 炎:「破壊」

- 水:「精製」

- 風:「合成」

- 土:「構築」

- 光:「解析」

- 闇:「分解」


また、非常に稀ではあるが、これらとは異なる「レアスキル」を持つ者が存在することも確認されている。


もちろん、自分の属性以外の魔法を使用することも可能だが、それぞれの属性比率やスキルの影響によって、得意・不得意が生じることは避けられない。

次回 統合スキル!?禁断の力の覚醒

続きの気になった方は、

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リアクションと⭐5もつけていただけると幸いです。

頑張って続きを書いちゃいます!

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