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1話 − 転"性"・獣人の戦乙女

──・・・んっ、、、眩し・・・・・・デジャブ?」


 こうしてまたもや知らない場所にいるということは転生は成功したのだろう、、、まぁ体がそのままだから転移ってことになるのかもしれないけど。


 目覚めた場所は見晴らしの良い草原。だから眩しかったのか。てか、魔物とかいないの?大丈夫?俺今のままだと一発KOだよ?


「...あっ、そうだ、開示、だっけ?」


──ブォン


「おわっ!?なんかでてきた・・・」


 転生する直前、女神様に言われたことを思い出し開示と唱えた瞬間、目の前に半透明のボードのようなものが出現した。ラノベで言うところのステータスプレートみたいなやつ。


 2度も死にたくはないし早めに自分の実力を把握しといて損はないだろう。まぁ、広い草原の真ん中で何も持たず突っ立ってる時点でやばいんだけど。取り敢えず今は自分を確認するに限る。



○名前:東雲シノノメ 晴翔ハルト


○種族:人間 ○年齢:0歳


○スキル 

《リオンの寵愛》

・・・久々にできた話し相手なんですから早死にしないでくださいね?なので、念には念をということで加護を付与させていただきます。

ちなみに私の加護を持っているのは世界で貴方だけです。それを持っていれば単純に牽制にもなりますし神界を行き来する力もあります。異世界での生活、楽しんでください。


〘千変万化〙

・・・魂の力を呼び覚ますスキル。前世の自身へと器と魂の情報を変質させることができる。

〘成長〙【物理】【魔法】【政治】【鍛冶】【料理−裁縫】【大工−設計】【隠密−暗殺】 



 ・・・なるほどわからん。名前は俺の名前そのままだし言うことない、種族も別に普通。で、年齢。これは転生しているからだろう。だから0歳でもまぁ、納得。

 で、、、女神様...何をしてるんですか・・・いや、こちらとしては加護を頂けるのはありがたいんですけど話し相手て...明らかに下のよりも情報量、というか説明長いし...。


 それで一番下のこのスキル。女神様が言ってたのは多分これのことだろう。前世の姿になれるっていう結構チートだと思うスキル。

 成長っていうのが選ばれてるっぽいし、てことは他の物理とか鍛冶とかも選べるんだろうな。


 というかすぐにこうしてスキルに適応してる時点で俺も異世界にテンションが上がってるのかもな。あの女神様は自由に生活してくださいって言ってたし今後の目標は、あれだな。

 世界を見て回る。無難だが完全に異世界なんだし初めて見るものばかりだろう。魔物とかは会ったことないから分からないけど・・・正直怖い、あわよくばこのまま会わないで・・・



『『『グルルゥ゙ゥ゙ゥ゙』』』


「フラグ回収はやっ!!?」



 結構でかい狼3匹に囲まれた。転生したばっかりなのにピンチ...いや、マジでどうしよ・・・、、、スキル使うしかないよなぁ・・・じゃ、じゃあ、シンプルに『物理』?ってのを選んで、、、


 

『『『グラァッ!?』』』


「ん?何に驚いて、、、ん!??もしかして前世の俺って、、、女性なのか!!?」


 

 今の俺の姿は狼の耳とシッポ、足と腕にはふわふわの毛が生えている胸の付いたイケメンといった感じの姿である。さっきのボードで姿は確認できるっぽい。



「...ま、まぁ戻れるっぽいし美人だから悪い気はしないな。それになんというかさっきまでと違って感覚が敏感というか...ハッ!これが物理を選んだ結果か!」


『『『グルルゥ・・・』』』



 んー・・・ここからどうするか...。物理だし武術とか剣術とかなのかね?じゃあ徒手空拳でもいける、のか?・・・よし、先手必勝!



「ハァッ!!」


──パンッ、、、



 弾けた音とともに狼が消滅した。普通に血が周囲に飛び散っている。・・・どゆこと?俺まだ狼に触れてなかったよな?牽制のつもりで空振りしたんだが?空間ごと消し飛んだん?



「・・・手加減は気をつけないとな...」



──スキルが獲得されました。

【一撃必殺】【瞬歩】【拳術】



「ん?」



──スキルは統合されます。

《狼戦姫ノ武術》



「・・・一気に起こりすぎだろ...情報量が多すぎる、、、、」

 さらに強くなる主人公...はたして限界はあるんでしょうか?


 私でも最終的な強さは考えていません。主人公最強とは言いましたがあの女神様が一応汎ゆる世界において最強の存在なので、、、。 最終的には女神様と同等以下という感じに落ち着くと思います。

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