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ファクト ~真実~  作者: 華ノ月
第四章 黒い鴉に尽くしていた白い鳥

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ショートショートコメディ④ 奏愛


 今日は奏ちゃんたちがお仕事終わっていつもの居酒屋で飲み会♪


 そこにはなぜかちゃっかり広斗くんも参加です♪


「……なんでお前までいるんだよ?」


 紅蓮くん、広斗君を睨みつけながらそう言っちゃうの?!


「危険人物から奏を守るため♪」


 広斗くん、紅蓮くんに臆することなく笑顔でそう返しちゃう♪


 その様子に奏ちゃんハラハラ。


「次こそは奏ちゃんをと思っていたのに……」


 紅蓮くん、悔しそうにハイボールを飲みながら唸る。


「う~ん……」


 え?!広斗くん、その様子を見てなんか考えこんじゃった?!


 危険人物に奏ちゃんを渡しちゃだめだよ?!(←作者の声)


「……ちょっと待っててね♪」


 広斗くん、席を立ってその場を離れちゃった!!



「……紅蓮さん、はいこれ♪」


 広斗くん、戻ってくるなり紅蓮くんにビールを手渡している??


「これを全部一気の飲み干したら奏を一日だけ貸してあげても良いですよ?」


 広斗くん、笑顔でそう言っちゃうの?!


「ひ……広斗さん?!」


 その言葉に流石の奏もビックリ!!(そりゃそうなるよね)


「いいぜ!受けて立ってやる!!こんなんで奏ちゃんを貸してくれるなんて安いもんだぜ!!」


 紅蓮くん、「この勝負勝った!!」と言わんばかりの宣言をしてビール(と思われるもの)ジョッキを持って一気に飲み干ちゃう!!



 ――――ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!!プハッ!!



 紅蓮くん、ホントに一気に飲んじゃった?!


「さぁ!飲んだぞ!!約束通り奏ちゃんを……」


 紅蓮くんがそこまで言いかけて……。



 ――――バタンッ!!!



 紅蓮くん、ぶっ倒れちゃった?!


「白目剝いているな」


 槙くん、そこ冷静に言っちゃうの?!


「意識もなさそうだぞ?心臓は動いているから死んではないが」


 透くんも冷静に解析しちゃうの?!


「あ……あの……、何を飲ませたの?」


 奏ちゃん、何が起こったか分からなくて広斗くんに聞いてみる。


「爆弾だよ♪」


 広斗くん、笑顔でそう答えちゃうの?


「爆弾??」


 奏ちゃんの頭の上ではてなマーク。


「泡の感じでビールも少し入っているけど、焼酎とジンも入っているよ♪」


「えぇ?!!」


 広斗くんの言葉に奏ちゃんかなりビックリ!!


「……そら、意識飛んで倒れるわな」


 槙くん、いつもの淡々とした口調でそう答えちゃうの?


 というか、誰も紅蓮くんが倒れたことに心配してないように見えるのですが……。(←作者の心の声)


「これくらいの制裁は必要だと思ってね♪」


 広斗くん、ニコニコ顔でそう言うんだね♪(ある意味怖いよ……)


「僕の奏に手を出そうとするとどうなるか身を持って知ってもらっただけだよ……」


 広斗くん、どこか怖い笑みを浮かべてまするよ?(作者、怖さのあまり日本語変)


「まぁ、これに懲りて奏に変なちょっかいは出さないだろ」


 透くん、ぶっ倒れている紅蓮くんをそのままにハイボールを優雅に飲めるのでするね……。


 ある意味、最強でするね……。


(作者、日本語がおかしいのが治りませんでする……)



「それでも奏に手を出すなら次は……」


 広斗くん、「フフフ……」と怖い笑顔で何かを企んでいる?!


「殺さない程度にしてくださいね!!」


 え?!奏ちゃん、なんかすごい発言しなかった?!!



 そんなこんなで、紅蓮くんがぶっ倒れたままの楽しい(?)飲み会は続いたのだった。




ちゃんちゃん??


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― 新着の感想 ―
[良い点] 基頼は、かつてそばにいてくれた奏に、自分の罪を着せようとするとは、恐ろしいですね。今は明るい奏の過去が少しずつ明らかになるほどに、広斗はとても大切な存在なのだと思いました。 捜査のためと…
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