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星光記 ~スターライトメモリー~  作者: 松浦図書助
前編
49/144

第10章 木星会戦 08節

 「クオン曹長、カリスト艦隊、壊乱。」

 「…………。」

 その一方、カリスト艦隊の壊乱報告を受けた彼女は、冷静を装いつつも絶句する。カリスト大尉は速さだけが特徴で常識的な軍事判断をする将ではあるが、それだけに良将としての評価は高い。少なくとも世界的に見ても十分に優秀な艦隊指揮官である。そのカリスト大尉が一蹴されたのである。

 「カリスト艦隊は、我らに合流急がせなさい。彼女のサイクロプス隊は?」

 「健在です。」

 「よろしい。このままイーグル艦隊を迎え撃ちます。」

 壊乱したといっても、部隊が散り散りになっただけで全滅したわけではない。戦闘力を保持したままの艦艇もそれなりに残っているはずだ。まずはそれらを吸収し少しでも戦力を補充する必要があるだろう。



 「イーグル様、敵艦隊に動き無し!」

 ハラダ艦隊、リ艦隊、カリスト艦隊を一蹴したイーグルの艦隊であるが、後退したそれらの艦隊を前に次の手を打ちかねている。

 「む。サタケよ。」

 「敵もさるもの、参りましたのぅ……」

 防御しつつ再編を続ける敵第4艦隊であるが、流石に隙を見せてはいない。そこに強襲を掛けるのは流石にナンセンスである。

 「左様の。こちらも連続の突撃はキツイわぃ。しばらく砲撃戦じゃ。」

 死と隣り合わせの突撃戦は精神力を摩耗させる。ただの砲撃戦でも当然危険ではあるが、突撃戦にくらべたら幾らかマシではあるので、兵の心を休めるにはちょうどいいだろう。だが、砲撃戦になれば数で負けるイーグル側の不利である。今は一進一退であっても、次の手は早急にうたなければならない。



 「イーグルも動きを止めた、か。各艦隊は?」

 「膠着しています。」

 第4艦隊の士官が司令官にそう報告する。実際、こちらの編成に合わせて英気を養っているのだろう。ただ、こうして膠着が長引けは当然戦死者は増える。かといってこちらから攻め掛かるのは愚策であろう。乱戦ではイーグル艦隊に分があるのだ。兵にそれほどの違いはない。…………指揮官の差である。彼の方が戦場の空気を読むことに長けているのだ。

 「カリスト艦隊合流!」

 そう報告が上がる。

 「カリストを私の艦柊に呼びなさい。また、カリスト艦双葉ならびに艦隊はクスノキが代わりに指揮するよう伝えなさい。」

 クスノキ中尉は艦隊司令官としては微妙だが、カリスト大尉を呼び寄せるなら他に代案はない。艦艇も相当数失っている状況であるから、とりあえずいいだろうという判断である。

 「カリスト・ハンター大尉、ただ今到着しました。」

 カリスト大尉の到着を横目に、司令官たる彼女が通信兵に全軍への回線接続を命じる。

 「……よろしい。全将兵に伝える。」

 彼女は自身を落ち着かせるかの如く、一息ついてから衝撃の話を始めたのであった。

 「こちらは、第4艦隊指揮官である。私は……、クオン・イツクシマ曹長ではなく、シルバー・スターである。」

 艦内がざわめく。

 「イーグルを確実に討つため、私自らコレを迎え撃つ。私の旗をあげぃ!」

挿絵(By みてみん)

 その指示に、慌てながらも担当者が軍旗を上げ始める。本来積んでないはずのシルバー大佐の軍旗が、大量に置かれていたのは流石に驚きであったろうが。ともあれ、旗艦柊には伊達政宗の旗指物である日の丸や、竹に雀の旗が掲げられる。

 「カリスト、第4艦隊参謀長兼副艦隊司令に補任します。ただちに兵と状況を掌握しなさい。」

 「はいっ!?」

 まだ頭の整理が追い付いていないカリスト大尉が驚いた様子でそう応じる。

 「また、以後本作戦中は、命令するまで守勢寄りの手堅い戦術展開を採るように。」

 「はい!」

 カリスト大尉の長所は陣変や兵站等の移動に伴う神速の早さだが、手駒の司令官の中では手堅い用兵もできる貴重な人材であった。



 「戦況は芳しくないの。息子らの主力艦隊がいかん。」

 イーグルが呟く。彼とサタケ元少佐が指揮している艦隊ではなく、別に動いている本軍の事である。それでもどうにかモガミ中佐やシロイシの攻撃を退けているだけマシではあるが、時間の問題であろう。ハッキリ言って、彼の息子はバーン大尉を除けば、大半凡庸な部類である。とはいえ、旗頭が必要であった都合艦隊を任せざるを得なかったのだが。一応その補佐役としては木星方面軍の軍団長を務めていたマックスウェル少佐やサジ少佐を付けているが、彼らの将軍としての才能は並程度であって、特別優れているわけではない。平和な場所での軍吏のような輩である。その方面では優秀ではあるが、戦場ではイマイチであった。

 「イーグル様、お話が。」

 主戦場の動きを俯瞰していたイーグルに、部下が声を掛ける。

 「なんじゃ?」

 「敵第4艦隊旗艦の旗が……」

 「なんじゃ、伊達の小娘の旗に変わったとでも言うのか?」

 言い難そうにしている士官に対して、こともなげにイーグルは問い返す。むしろ何を言い渋っているのかと言いたげである。

 「ご存じだったので!?」

 「アレは儂が引き立てたのじゃ、動きでわかるわぃ。むしろ……」

 イーグルがそう言いかけてサタケ元少佐を見る。

 「第4艦隊司令がシルバー・スターだと見越して、我等はココに居りますからのぉ。」

 「……なんとそこまで!」

 それを聞いた士官は、目を輝かせてそう声を上げる。英雄を前にして心が躍るのは仕方がない事だ。

 「当然じゃ。それでサタケよ。」

 「はっ。シルバー艦隊の動きのキレが落ちましたが、別のシロイシ艦隊、モガミ艦隊の動きが増しましたのぅ。シルバー大佐は、そっちを調整しているようですのぅ。」

 サタケ元少佐が全体の俯瞰図を眺めながらそう判断する。

 「とはいえ、そうそう突撃も出来まい。ハラダ、ゴトウ両将がなかなかネバリおるわぃ。」

 それに重ねてイーグルが意見を述べる。ただ、膠着が長引けば、勝機が減る。兵数でみればイーグルの方がシルバーの艦隊にやや劣るのである。兵の練度自体はそう変わらないため、単純な撃ち合いを続けてしまえばイーグルの負けは必定であった。だが、むやみに攻め掛かるのは愚策である。シルバーの手勢を一蹴できたとはいえ、彼女もまた古今稀に見る名将の一人ではあるのだ。



 それはすでに予見され

 すでに双方の予定調和の中で行われる

 双方最良の戦術を展開し

 最大の勝機を見

 勝機の天秤に

 あとは運命を乗せるだけ



 「通信ジャックです!」

 イーグル側もシルバー側も、両方の通信手が同時にそう声を上げる。イシガヤの全国民向けの緊急通信である。一般回線に対して周波数を問わずに割り込まれる。別の戦場で戦っているはずだが、既に決着がついたという事だろう。

 「国民達よ、通信ジャックなどという不粋な方法で挨拶することを、まずはお詫び申し上げる。私は、幕府執権石谷太政大臣隆信である。諸君等伴に承知の通り、今、木星では、叛徒イーグル・フルーレが民を虐げ、国を算奪せんと戦乱を起こしている。この半年の間、イーグルが反乱を起こしてからの時間、彼を討ち取れず、民を守れず、多くの者を死地に追いやった私を許してほしい……、とは言わない。だが、しばし力を貸して頂きたい!すでに、各主要コロニーの基幹部は我が手勢と義勇兵により占拠した。イーグルの手勢の籠った要塞も撃破した。今、私は、自らサイクロプスを駆り、叛徒を掃討中である!既に、領土は奪還したといって過言ではない!故に、ただちに、叛徒は降伏せよ。私が責任を持ち、寛大な処置を政府に願うであろう。また、降伏せぬ者は、二親等内の血族まで逆賊として処分する。降伏せよ、降伏した者には寛大な処置を与える。降伏せねば、逆賊となす。以上である。」





 「イシガヤの小僧がやりおる!」

 イーグルは忌々しげにそう吐き捨てる。

 「イーグル様!コロニーが総て占拠されております!」

 「よくやるわぃ!」

 「イーグル様!」

 「今度はなんじゃ!?」

 まとめて報告せよと言いたげにイーグルが詰問する。

 「……サタケ大尉の籠る資源衛星も撃破され、大尉はいずこかへ撤退されたとの事!」

 「なっ!?」

 流石にそれは想定していない。先のイシガヤによる要塞撃破とはそのことであったのだろう。

 「イシガヤ王がペルセウスに機乗し、兵を率いて鎮圧したとの事です!」

 「自らを旗にしたか……。小僧の癖にやりおる!」

 「イーグル様、我々には他に拠点は……ありません…………」

 その兵は意気消沈して述べるが、確かにイーグル勢力下の拠点はこれですべて失ったという事である。撤退する先が無くなってしまったのは事実だ。

 「馬鹿者どもが!」

 だが、そんな沈鬱な雰囲気を払拭するかのようにサタケ元少佐が怒鳴る。

 「我等に拠点なぞ不要じゃわい。そもそも、首都コロニー群なぞ拠点とするには不適当じゃ。資源要塞とて、それに籠っていてもどうなるものではない。包囲されていればいつかは陥落すものじゃ。のぅ、イーグル様?」

 息子のサタケ大尉の安否など気にもせず、サタケ元少佐がそう続ける。流石の胆力である。

 「うむ。」

 イーグルは続けよ、そう目線で指示をする。敢えてサタケ元少佐に言わせているのだが、この辺りは流石の呼吸である。

 「我等、目前の伊達の小娘とその艦隊を討てば、もはや木星圏に敵などおらぬ。イオ、カリスト、エウロパ、いずれも小娘さえおらねば我等のものになるのじゃ。首都より遥かにすぐれた拠点になるわぃ。それにの、今こそが小娘を討つ好機。何を気落ちする事があろうか。のぅ、イーグル様。」

 「サタケ、その通りだ。」

 イーグルが鷹揚に応じる。とはいえ、首都を簡単に奪われ追い落とされた現状、国民の支持はイシガヤの側にあると言える。経済を握っているだけに、個人的な信望よりも強いのだ。そうであれば長期戦になってしまうと勝機は望めない。補給に困難をきたすことが必定であるからだ。やはりここで決着をつけるほかないであろう。

 「とはいえ、そう慌てる必要も無いでしょうが、そろそろ一当てする頃合いですかな。」

 サタケ元少佐がが雰囲気を察して述べる。

 「さよう。全艦に告げる、我が命令を厳守せよ。守らねば必ず処刑する。まずは、敵艦隊に一当てする!」



 「シルバー様、敵艦隊、動き始めました。」

 「よろしいカリスト。サイクロプス隊を展開しつつ、艦隊を偃月に組み直し、敵の動向を観る。」

 シルバー大佐がカリスト大尉に指示を与える。先ほどまである程度細かい作業まで自分でやっていたのだが、カリスト大尉に任る事ができるようになり幾らか指揮に集中できるようになった。彼女の神算鬼謀についてこれる参謀はそれほど多くはない。

 「突撃と見せ掛け、後退する気でしょうか?……でも。」

 「まさか後退ということはないでしょうが、焦れて攻撃に移ったとも考えづらいですね。はたして、どうでるか。」

 揺さぶりであろう。故に慎重に判断せざるを得ない。



 「サタケ、敵は様子見じゃの。」

 中遠距離からの重点的な艦砲射撃の後、イーグルが気だるげに述べる。

 「そうですなぁ。全艦後退!」

 それに合わせてサタケ元少佐がそう指示をくだす。



 「カリスト大尉、敵艦隊後退します。」

 「追撃は不要だよ!艦隊再編。」

 「カリスト、被害は?」

 応戦に回ったカリスト大尉にシルバー大佐が被害を問う。

 「軽微です。第二波に備えます。」

 「よろしい。」



 「イーグル様、敵艦隊追撃きません!」

 「当然じゃ。サタケ。」

 「御意。艦隊前進!前方に時限機雷投下。」



 「シルバー大佐、敵艦再び来ます。」

 「様子見でしょう。」

 「敵艦隊、機雷投下!」

 「機雷は掃討せよ。」

 


 「イーグル様、敵艦隊機雷を掃討しています。」

 「再度、時限機雷を全部投下じゃ。」



 「シルバー大佐、敵はどういうつもりでしょう?」

 カリスト大尉がシルバー大佐に問う。そんな見え見えの機雷を展開されたところで不利になることは無い。むしろ突撃戦が行われるよう砲戦を続けていた方が、幕府にとっては圧倒的に有利である。

 「カリスト大尉、ともかく、突撃可能なよう、機雷を掃討せよ。」

 疑念を堪えるようにシルバー大佐がそう指示を下す。いずれにしても機雷自体は排除する必要があるからだ。



 「艦隊、微速前進せい。」

 「了解。」

 イーグルが重ねて部下に指示を下す。



 「敵艦隊、微速前進!」

 シルバー大佐がモニターを注視しつつその報告を受ける。だが、敵の意図を図りかねている現状、これといって新しい指示はない。継続して守りを固める、という方針である。



 「イーグル様、時間です。」

 「そうだな。」

 彼は、にやりと笑みを浮かべる。獰猛な猛禽類のような笑みである。



 「あっ!敵機雷自爆!時限機雷です!正面、閃光多数!」

 カリスト大尉がシルバー大佐に告げるが、告げる以前に閃光弾の華が深淵の宇宙空間に煌めき続ける。これが戦場でなければ綺麗な花火と喜んでいられようが、此処は血まみれの戦場である。

 「各艦、主砲及びサイクロプス戦用意。全艦微速前進!」

 イーグルが突撃してくるのであろう。シルバー大佐は慎重にそう指示を下す。敵が漫然とした動きをしていたといっても、油断などしてはいけないのだ。



 「小娘め!その慎重さが、命取りよ!」

 イーグルの側も閃光で視界をかなりさえぎられているが、戦場の雰囲気を読んで彼は吼える。



 「カリスト大尉、閃光内に敵影!」

 オペレーターが幾らか戦慄の声音で報告を上げる。

 「了解。サイクロプス隊前面へ!敵の突撃に備える!」

 「敵艦一気に来ます!」

 モニターに映し出されるイーグル艦隊は、既に最大速力となり距離を詰めてくる。閃光弾に気を取られた僅かな瞬間に合わせるのは、もはや神業的なタイミングである。

 「ヒビキ中尉の隊を、本陣の護衛に!」

 カリスト大尉が慌てて指示を出すが、それでは間に合わないし止めることはできないであろう。

 「カリスト、重ねて前面にバーン隊を展開しなさい。ハラダ艦隊は微速後退しつつ、他は前衛のハラダ艦隊を支援せよ。クキ、リ艦隊も左右に分かれ前へ。なお、本陣も前進する。クスノキ艦隊も続け。」

 状況を重視し、シルバー大佐は自ら追加の指示を出す。今こそ決戦の様相であるのだ。



 「イーグル様、敵艦隊も前進!接近してきます!」

 「よかろう、これで、決める。」

 他にあるまい。

 「師の夢、儂の野望、繁栄する大帝國。築き築きあげたは、儂のモノだ!師の孫娘といえど、師と儂が築きあげたモノをくれてやれるものか!」

 シルバーの祖父であり建国王を思いながら、イーグルはそう怒鳴る。確かに建国王のマサムネ王は優れた人物であったが、それを継いで盤石な国家を築き上げたのはイーグル・フルーレである。彼が居なければ現在の幕府がなお続いていたかは定かではない。彼は、そういった波乱の世界で国家を導いてきたのである。

 「曇りなき心の月を先立てて」

 イーグルが伊達政宗の辞世の上句を述べ、

 「白銀星を払いのけ行く」

 サタケ元少佐がそれに合わせて続ける。

 「サタケや、伊達の小娘、シルバー・スターを白銀星に掛けたか。」

 「さようで。」

 「よし。全軍突撃!白銀星など、我が前には無力ぞ!星の炎、命の焔、我ら烈風となって吹き消せや!」



 それは怒り

 それは狂気

 その先になにがあろうとも

 すでに賽は投げられたのだ

 進むしかないのなら

 ただ運命をかけて、進むしかあるまい

 目前に敵の弾幕が遮ろうとも

 退いて得るものなどないのだから

 どれだけ傷つこうとも、どれだけ死に近づこうとも

 進むしか、未来は無いのだから!



 「敵の猛攻を防ぎきれません!前線全体に渡って崩壊中!」

 カリスト大尉が悲鳴を上げる。

 「イーグルめ……!」

 あれほど均衡状態を保っていたというのに、またしてもこれである。シルバー大佐とて彼を過少評価せずに重ねて手堅く編成を行い、崩れないように手当をしたはずであった。だがしかし、それでも先ほどの前線崩壊とさほど差が無い。準備をしたところでどう防ぎようも無いほどの突破力であった。

 「シルバー大佐、ここはお退きを!本陣のクオン曹長から連絡が入りました。2個師団艦隊が増援に来ます。重ねて順次兵を送ると。」

 シルバー大佐とクオン曹長は入れ替わっていたので、クオン曹長はモガミ中佐の元で作戦参謀総長を務めている。彼女はシルバー大佐と戦術思考がほぼ同じであり、ここにきて増援を差し向けてくるという事は、シルバー大佐の苦境を察しての事である。そして、本陣の戦いは概ね決着がついた、という事であった。

 「……ふむ。全艦隊に伝達、艦首は敵に向け砲撃しつつ後退。戦線も縮小せよ。殿軍はハラダ。バーン率いるサイクロプス隊はその護衛をせよ。」

 で、あれば、此処で後退させても理論上は問題は無いはずだ。イシガヤがコロニーや敵要塞を攻略し終えている以上、どこかに逃げ込まれて再起を図る、といった事も難しくなる。他国に逃げるという方法もあるが、それで再起を図れるかといえば謎だ。ともかく今戦線が完全崩壊してしまっては、イーグルを討つどころの話ですらなくなってしまう。

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