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2人の出会いと夏祭り


僕達が出会い

付き合い始めて

もうすぐ1年になる


だけど

僕達はわずか1年で終止点(ピリオド)を打つことになるとは思いもしなかった


僕が彼女にはじめて会ったのは

高校に入学した後だから

4月の最後の方だった気がする


確かその時は……

僕が急いで教室にクラス全員分の数学の問題集(ワーク)を運んでいる時に

友人と談笑していた彼女にぶつかって

問題集を半分くらい落としてしまった


僕は彼女の美貌に見とれてしまい

さらに手に持っていた残りの問題集を落としてしまった


僕は彼女に謝ると

「私は大丈夫。手伝うよ?」

彼女は床に落としてしまった問題集を拾い集めて半分持ってくれたっけ


僕はその時凄く嬉しかった


そんなことがきっかけで僕と彼女は話すことによって少しずつ距離を縮められた


それから

時が流れて夏祭りの日

彼女は淡いピンクの浴衣を

僕は黒い甚平を身にまとい

僕らは徐々に暗くなっていく

夜の街に出た


僕は夏祭りのあとに

彼女に勇気を振り絞って告白したんだ

「……す、好きです。ぼ、僕と付き合ってください!」

と最後は声を上擦らせてしまったけど


彼女はすぐに

涙をこぼしながら笑顔で

「うん。どんな時でも一緒にいようね」

と返事をしてくれた


こうして

僕と彼女は付き合い始めた

これから

彼女と過ごせる時間を大切にしていきたいなと思いながら

今日まで彼女と過ごしてきた



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