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お前と私  作者: ぴろぱ
4/5

知った時



「協力して」


という唯の言葉に私は従った

今までお世話になった唯には少しでも恩返しをしたかったのだ。


最初に唯から出された指令は、メアドとケータイ番号をきいてきて。と言う指令


昼休みに唯を連れて、ひとつしたの二年生の教室に向かった。雄大のクラスは2年D組。4クラスのうち一番端っこだ。


「雄大いるー?」


私はその教室で叫んだ。すると他のクラスメイトはびっくりしたようにこちらを見る


「いないのー?」


ともう一度声をかけてみる。すると後ろから


「誰探してんの?」


聞き覚えのある声。雄大だった。


「雄大さがしてたの!あのさ!この子、唯って言うんだけど雄大と仲良くなりたいらしいからメアドとケータイ番号教えてあげて!」


唯はもじもじしながら雄大をチラチラと覗き込む。その姿は可愛らしく、恋する乙女そのものだった。雄大は「ふーん」と一言だけ言って何故か私をじっと見つめる。


「おねがい!よろしく!」

と唯が顔を赤らめながら言った。

雄大は少し黙り込み「ミツに教えとく。だから聞いといて唯ちゃん」と笑みを浮かべ言った。


「ありがとう!」

満面の笑み唯は言った。

教室に戻る途中「かっこよかったよ!ミツありがとう!ほんと感謝!」など言ってる唯に「はいはい」とから返事を返す。


その時、私が気になってたのは


なんで私に渡してから唯に渡すんだろう


この事を唯には言わず、

少し嬉しい気持ちも隠した






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