告白
彼のことが頭から離れなくなり、更に1ヶ月。
彼の姿を見るとざわざわする感覚におそわれる。そしてこっちに気づくと小さく誰にもわからないように私に手を振る。それをみて私も小さく手を振る。これがたまらなく嬉しくなってる自分に気づくことがこの時はできなかった
これが恋だということも
ある日、唯は話があると私に言った
そんなの毎日のようにあるが、この日の唯はソワソワしていた
「なにさ?唯!あらたまって」
話がある。と言われると決まって私はこう言う。でも今回は何故か胸騒ぎがしてならなかったのだ
「あのね!ミツ!私さ…雄大が好き」
一瞬。唯が何を言ってるのか、何を私に言ったのかわからなかった。頭で理解することができなかった
私の頭は混乱状態。そんな中、私は口走った言葉は「唯にも好きな人ができたの!おめでとう!」
唯にはずっと好きな人がいた。だが、その恋は叶うことがなく何度も何度も振られたが、片思いを貫いてきた。そんな唯にも限界が来てることは私にも薄々感ずいてはいたが雄大を好きになるのは予想外だった
「ありがとう!ミツ!協力してくんない?」
心がじくじくと痛みながらも「もちろん」と言った
この時も、好きな人が被ったとゆう自覚はなく、気づかないまま過ごしていた