青耳とのプリクラ
とうとう放課後です。
童貞の俺にとっては人生一代イベントだー。だがよくよく考えてみると、このはあたりが、[ハレンチです。とかいいながら雷を打たなければ、いいけどな。]
[おーい。青耳さん。遊びに行こうぜー]
効果音がキリッとなるような顔で言ってみる。
[今日はなにすにゃー。]
ここはデートプランで言うと映画がいいがゲーセンもいいな。ゲーセンといえばプリクラがあるじゃないか。密室で二人っきりとか。
[今日はゲームセンターに行こう。]
[わかったにゃー]
(よかったな。よろこんでるようだな。ところでこのは、はどうなってるんだ?)
このはを見てみるとどうやら読書中らしいな。でも、手が震えてるな。マァいいや。[行こうぜ。青耳。]
[うん。待ってよ衆ーー。]
みんな俺は今日大人になるよ。と心に決めクラスを出る。と同時に社が入ってくる。[衆。どこいくの?]
[あぁ青耳と遊びにいくんだ。]
[行って来ますね。社さん。]
[行ってらっしゃい。がんばってね。]
きたー流石に幼馴染に応援されると本当にやる気が出るな。とりあえず、いきますか。[社様ー、いいのですか?衆様が取られますよ。]
[えぇー、なに言ってんのよ。あの青耳は〜〜〜でしょ?]
[えぇーそうだったんですか?]
社とこのはがどうやらシュークリームがなくなるから急いで行こうという約束をしているようだな。仲良かったんだな。
[えぇーと、青耳さんは趣味とかありますか?]
[うーーん。私は人と遊ぶことが好きかな?]
ほう。よく遊ぶのに男とはあまり遊ばない。いいこだなー。決めたよ母さんこの子を婿にするよ。
[ゲームセンター何て始めてだにゃー]
[遊ぶ時とか行かないの?]
[いかないよ。みんな家で漫画とか好きな人の話とかしてないからにゃー]
女の子はそんなものか。
[ゲーセンについたな。結構でかいな]
前から持っていたスマホの地図で完璧だな。
[ここはすごく大きいにゃー]
[まずなにをする?]
[やっぱりゲーセンといえばオリマーカートってやつやりたいにゃー。]
我がニートの体に勝てるかな?
[じゃあ行こうか?]
試合結果は俺の余裕がちでした。
[次は負けないにゃー]
[じゃあ負けた方は勝った方に何でもゆうことを聞くのはどうだ?]
これぞエロゲーで習った誘い術だー
[いいにゃー。絶対勝つにゃー]
もちろん圧勝でした、願いはもちろんあれですよね?あれだよ。みなさんはわかりますよね?
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[俺と一緒にプリクラをとってくれないか?]
[そんなことでいいにゃー?]
当たり前だな。女の子と一緒に撮るなんて夢の話だからな。
[どうやらポーズを選べるらしいな。]
[一緒に握手して撮ろうよ。]
あくしゅだと?つまり言い換えるとてをつなぐだと!
[よし。やってやろうじゃないか。]
いろいろな角度で撮る。早速携帯の後ろに貼るか。あれこれってなんで友情と書いてあるんだ?あれかまだ遊び相手とそういいたいんだな?よしこうなったらあれを言うしかないのか?
[始めてのぷりくらだにゃー]
[なぁー青耳今日は楽しかったな?]
[うん。楽しかったにゃー]
満面の笑みで言われるとやはり顔がにやけるな。なんでこんなに心臓が早いんだろうか?
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[なぁ!俺は青耳のことが好きだ。これから付き合ってくれないか?]