実はお前ら知らないだろうがニートってすげえんだぜ
どうやらこのはのおかげで先生の水が収まった。[せんせいの名前なんだっけ?]
隣にいるこのはに向けて言う。もちろん耳元に言おうとしたら、(やばい腰が)
どうやら元ニートの体にはこのはの耳に合わせられないらしい。
[あなたはなんでいつもそうなんだよー]
どうやら怒り、雷を打ってくる。
(流石に雷はこの体ではむりだな。)
だがこの体はニートの体だ。ついでに童貞だ。目の前に雷が来る。だが雷が衆の目の前で、消えてしまった。
[なんだこれ?どうやら私が転成したせいでこの体に能力が宿ったのか?]
[べ、別にあなた様の事が危ないと思ってやめただけですよ。]
どうやら自分で止めたと思ってるらしいな。まぁこの能力は人にバレるとやばいしな。ここはばれないようにびっくりしたふりするか?うんそれがいいな。
[ひゃーーびっくりしたー(棒読み)]
ふふ、これがゼウス様に教えてもらった。秘技。全能神の秘技だからまぁみんな騙されるな。
[皆さんべんきょうしようよー。先生悲しいです。]
[あの小さいのが先生?]
[そうでーす。名前は山川静香。水のLevel3ですよ。]
Level3だとちょうど真ん中ぐらいの強さがあれなのか。
[皆さんー。今日も楽しく勉強ですよー。]
[静香先生ーマジで可愛いーにゃー]
隣に一人の女の子がいた。
見た目は青髪で髪の毛の形が猫型で、胸はさっきのゼウスの転成者このはとおんなじくらいか。
[君ってもしかして同性愛が好きなの?]
これは初対面には言ってはいけない質問なのか?すると女の子は顔を赤くしながら。[私は愛があればいいと思うにゃー。]
[なら男は好きなのか?]
これはいちよう聞かないと、どう対応したらいいのかわからない。
[私は、すきにゃー]どうやら両方いける人らしいな。普通に観たらかわいいなこいつ。[じゃあ俺と今度デート行かない?]
ここで仲を深めるか。これが成功したら夢のリア充ライフだ。
[うん。いいにゃー。でも私こういうの始めてで教えてくれにゃー]
初めてなのか。それはいいな。
[じゃあ、明日の放課後空いてるか?]
これはドキドキするな。女の子とデートか。[はい。いけますにゃー。]
こうしてニートの体の弱さとナンパテクが高いことを知り、俺はこう問いかける。[本当に俺でいいのか?]
[はい。私は始めてですけど、よろしくお願いします。]
そんな微笑ましい光景を見ている。皆、
ただ一人、すごいオーラをまとってるこのは、は自分だけに聞こえるようにこう言った。[これでは衆が取られるよおーどうしようー]
その声は衆と猫耳の少女の会話に消されるのであった。