初めてのHR
この世に想像したことを書き記す事が出来る機械が有ればもっと早く更新できたんだ・・・。
「とりあえずホームルーム始めるぞ。適当な席につけ。」
こんなことをいいながら教室に入ってくるのは担任しかいないだろう。
というわけで担任の登場。
性別は男、背は175といった辺りだろうか?外見からは特に鍛えている印象は受けない。
「俺がお前らの担任になった草町だ。名前で分かるように大陸の東の端っこにある島の出身だ。
得意分野は肉体言語なんだが、土属性の魔法が使える。
なんか聞きたい事はないか?
よし、じゃあ廊下側の一番前から自己紹介。」
自己紹介かめんどくさいな。
「名前と得意分野、後は冒険者に登録してるやつはいないだろうが登録してたら教えてくれ。」
ぱっと見特に気になる奴はいなかったので机に突っ伏して窓の外を眺める事にする。
「・・・・・・です。よろしく。」
「よし、次!」
・・・・・・・・・・・・・・・
ああ、今日もいい天気だ。
「おい、次はお前だ。窓側一番後ろ。」バキッ
いつの間にか俺の番になっていたようで、担任に叩き起こされた。
イタイ
「あー、と?ああ、シルファだ。主に大剣と太刀を使ってる。いちおー冒険者だ。」
と言って座る。
何でこんなに眠いのか。
俺はまた机につっぷして今度は寝る体制に入る。
「よし、仲良くなれそうなやつは見つけたか?明日から実技が入る。ていうか殆ど実技だ。ペアを組むことになるから今のうちに見つけとけ。
じゃあ解散だ。明日から授業があるからしっかり準備しとけよ。」
そう言い残して草町は出ていった。
・・・瞬間、多くても十人少なくても四人での仲良しグループが出来上がった。
当然俺は独り(・・)。
悲しくなんて無いからね。グスン。
と思っていたら何か近付いてきたのがいる。
「ねぇ。貴方独り?」
どうやら傷を抉りに来たらしい。
「・・・(泣」
「え・・。今ので泣くのかよ・・・。」
「うわぁん。しょたいめんのひとがいじめてくるよ〜」
「棒読みで言われても・・・。」
「冗談だ。で、何?」
話し掛けてきたのは、
少し赤みがかった黒髪に深い黒目の女子に
淡い緑の髪に薄い茶色の目を持つ男子と
外見的には幼い容姿ぐらいしか特徴の無い女子の三人だ。
「えっと。」
「一緒にチーム組まない?」
書いてる途中に『いつの間にか俺の番に』を
『いつのまにかおれのつがいに』と読んで状況が理解出来なくなった。