面倒事の予感
すごくお久しぶりです。
何とか見せられる物を書けました。
そう言えば、気がついたらpvが2600を越えていました(゜ロ゜;
ありがとうございます
更新は遅いけど、まだまだ続けますので気長に待っていてくださいm(_ _)m
「おい、遅いぞシルファ」
宿の食堂に行くとギルドマスターが笑いながら文句をいってきた。
「冗談。で、なんか面白いの見つけてきたのか?」
「まあ、俺は面白いと思う。ほら、お前指定の依頼だ。」
「めんどい。要件だけ読んで。」
「わかった。
お前は来月の始めから第一王国魔術学校、通称『大魔殿』に入学することになった。」
は?
「どういう事だ!?」
「どういうもなにもそういう事だ。」
「見せろ!」
依頼書を奪い取って内容を確認する。
そこにはこう書いてあった。
依頼ランク:
E
シルファ限定依頼
依頼内容:
世界の強者であっても学歴がないのは侮られる原因になる。強者に相応しい者になるために学校には行っておけ。既に入学手続きは済んである。
無視したら王家に養子縁組するつもりだからそのつもりでいてくれ。
これは王命だ。しっかりやれよ
依頼主:
リムバルド国王
・・・・・・・・・・・・・・・。
「何て面倒な事しやがる、あのくそ爺!!」
「おまえェ。よくもまあ最高権力者の国王に対してそんな事言えるな。」
当たり前だろ?学校とかめんどくさいだけだよな?
「それで、何年生になるんだ?」
「何年生って、一年に決まってるだろ?」
「いや、年齢によってはいきなり三年からとかあるからな。」
「いや、年齢から見ても一年なんだけど。」
「「え?」」え?
「シルファ、お前何歳だ?」
「16だけど?」
「じゅうろくぅぅぅ!?」
な、何だ?
「てっきり20位だと・・・。」
「私もそう思ってました・・・。」
ん?待てよ?
「おい、おっさん。」
「何だ?外見詐欺。」
「ちょっと聞きたい事が。・・・て何だその呼び方は?」
「別にいいじゃねえか。で、何だ?」
?まあいいか。
「学校にいってる間依頼は受けれるのか?」
「本来は駄目なんだが。お前にしか解決できない依頼はオレが連絡して受けさせるように言われている。」
「そうか。ならいい。」
つまり、のんびり生活しろってことか。
退屈そうだな〜。
「まあ、暇潰しくらいになればいいんだがな。」俺は荷物を纏めてくると言って部屋に戻った。
退屈何て感じる事も無いくらい賑やかな学校生活が待っている事をシルファは知るよしもなかった。