あらすじだけの物語たち
無中・・・中身が全く無いこと。頭だけ、外見だけ、など。
例 「君の言っている事は、すべて無中している。」
サスペンスからコメディ、恋愛もの、なんでもあります!あらすじと題名だけですが・・・。これをみて、自分で中身のストーリーを考えるもよし。きっとこんな展開が・・・いや違うだろう、と語り合うもよし。作者が中身を書くのをめんどくさがったわけではありません。こんなの小説でもなんでもない。そうです、そうなんです。それが、無中物語。
No,1 来い蒼き春 〜青春の証を求めて〜
真実と五月は高校2年の16と17歳。日々、部活のバスケットボールに命を注ぎ、恋や遊びなんかはお預け状態。でもそれも夢の全国制覇のため! と思ったら後輩の不祥事で部活が廃部に。なんなのよ、この結末は! 一体なんだったのよ、私たちの今までって。私、絶対こんなの青春だなんて認めない!青春だなんて言わせなーい!!! かくして、二人の青春探しは始まった。彼女らの進む道にはなにが待っているのか。待っているのは青春なのか? それとも、青春はもう終わって、なにも待ってないのか? きっとそれは彼女らが一番分かっていない・・・
No,2 ノストラダマスのいい話
「マイナスイオン」は体に良い。そう思っていませんか? それ、あなた騙されてます! 事実「マイナス〜」が体に効くなんて、科学的に立証されてないのです!(ホント)そう、みんな騙されているのです! 私の常識、当たり前、当然の事、すべて騙されているかもしれません。さぁ、ダマス様から教えてもらいましょう。もし知らないで生きてたら、死ぬまで騙され続けちゃいますよ。 目を疑うホントの話。
No,3 殺戮
話し手が語るのは、少し昔の日本の話。日本中は愚か世界中が脅え震え死への恐怖を恐れた、2019年の12月23日。日本史上類の無い、連続殺人。まるで虫を潰すかのように、次々と人が殺されていく。死者29人と、生きた人間がするはずの無い、殺人の結果だけが現実に刻まれる。人々の心には、「殺人」という恐怖が取り付き始める。誰が一体こんなことを、何のために、それを止めることはできないのか。疑問ばかりがあふれる殺人鬼に、終止符を打つ者はいるのか?
かつてない残忍な犯人とストーリーを立てたのは、ドラマ脚本家でも有名な、高遠護。人と人との触れ合いがない今の時代だからこそ、常識が食い違うのではないか? そう訴えるために書いたと言われる、この「殺戮」。これを読んで、少しでも、人との触れ合いが、明るい社会になれば・・・
現代に起こってもおかしくない、長編サスペンス。読んだあと、フィクションでよかったと誰もが思うはず。
No,4 イバラのよふに
女流作家、宮房恵美子は日々を退屈していた。作家という仕事も関係なく、一人、四畳一間の枯れ木が並ぶ部屋に住んでいた。彼女の退屈はなかなかの屁理屈であった。暇であるのにそうでないといい。忙しいのに平然とし。そんな彼女に友達はいない。理解できぬ性格だからか、Y談が多いせいか、成果。そんな女に未来との通信機が舞い降りたら・・・ 未来と交信することで、自分そのものが変わっていく恵美子。変態女がイバラとなり腐になるまでの徒然日記。
続く......続いていいんでしょうか?
とりあえずご覧いただけただけでうれしいです!
こんなのホント小説じゃないんですけど、いいんですかね。内心不安でしょうがありません。続きがでます。お暇ならどうぞ。