↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/77

第四話 節電

最近は随分と電気代が高くって、節電しても限界がありますし、もう大変です。

ネズミ「やぁ、ウサギくん」


ウサギ「やぁ、ネズミくん。今日は何《なん》の話かな?」


ネズミ「直接《ちょくせつ》は関係《かんけい》ないことだと思《おも》うんだけど・・」


ウサギ「あれ、珍《めずら》しい。

 じゃあ今日は気軽《きがる》に話が聞《き》けるね」


ネズミ「まぁそうだね。 でもウサギくんには理解《りかい》できないかもしれないな」


ウサギ「じゃあ聞くの、やめようかな」


ネズミ「節電《せつでん》についてなんだけど、聞く気はあるかい?」


ウサギ「うーん、分《わ》かるように説明《せつめい》してくれればね」


ネズミ「俺《おれ》の場合《ばあい》、大人《おとな》に理解《りかい》させるのは簡単《かんたん》なんだけど、幼稚園児並《ようちえんじな》みの君に理解《りかい》させるように話すのは難《むずか》しいんだ。

 俺は高度《こうど》な難解《なんかい》の言葉《ことば》を使《つか》うからね」


ウサギ「・・・・・・」


ネズミ「さて、レベルを下げて話すのは言葉選《ことばえら》びに悩《なや》むな〜!」


ウサギ「話す気はあるんかい。さっさと話しなよ」


ネズミ「そう焦《あせ》るんじゃないよ。

 あのさ、節電《せつでん》って先《ま》ずは電気《でんき》を無駄《むだ》に使《つか》わないこと。 そして要領《ようりょう》よく使うことなんだってさ」


ウサギ「僕が節電しようにも、僕のいるこの小学校は僕が電気《でんき》をつけたり消《け》したりしている訳《わけ》じゃないからね」


ネズミ「だから、君には直接関係《ちょくせつかんけい》ないことだって言っただろ」


ウサギ「それでネズミくんは何が言いたいの?」


ネズミ「俺は君と違《ちが》って節電してるってことさ。

 どうだい。偉《えら》いだろ!

  俺は夜《よる》でも明《あ》かりをつけずに暗《くら》いところで活動《かつどう》しているんだから」


ウサギ「でも何のために節電するの?」


ネズミ「困《こま》ったもんだね。 ウサギくんはそんなことも知らないのかい。

 そんなこと決《き》まってるじゃん。

  最近《さいきん》、電気代《でんきだい》が凄《すご》く高《たか》くなったからさ」


ウサギ「へぇー、そんなに電気代って高くなったんだ〜」


ネズミ「君は呑気《のんき》でいいよな。

 太郎君《たろうくん》がいるから食《く》い物《もの》の心配《しんぱい》もいらないし」


ウサギ「そうだね。僕は太郎くんに感謝《かんしゃ》してるよ」


ネズミ「節電の秘訣《ひけつ》はね、日が出たら起《お》きて日が沈《しず》んだら寝《ね》る。

 これが一番《いちばん》だな。

 もし夜起《よるお》きていたいなら、俺のように電気をつけないで行動《こうどう》する。

 どうだい。 納得《なっとく》したかい。ウサギくん」


ウサギ「でもそれって人間《にんげん》には危険《きけん》なことじゃないの。

  人間は君みたいに夜目《よめ》は効《き》かないんだから」


ネズミ「そんなことないさ。

 俺は見たんだ。暗《くら》い中《なか》で電気もつけないで人《ひと》に見《み》つからないように何かをやってる人を」


ウサギ「もしかして、それって泥棒《どろぼう》じゃないの?」


ネズミ「・・・・」


ウサギ「ネズミくん、気まずくなったのかな。黙《だま》って帰《かえ》っちゃった。

  それにしてもネズミくんの言う節電《せつでん》って、なんかちょっと意味《いみ》が違《ちが》うような気がするんだけど・・

 そもそもネズミくんは電気代《でんきだい》なんか払《はら》ったことないだろうに」


やはり節電は電気代節約のための大きな要素ですよね。

ネズミくんの指摘はまんざらではないと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。