プロローグ
日雇い市民がどうなるのか....
というか日雇い市民どこにいる(・・?
アイネカノン=ミオン連合共和国
それがココの名前だ
三ヶ国の連合国
武力重視のアイネギャリス国
魔力重視のカノンイリス共和国
そして、みんなと楽しく暮らしたいミオングリス国
この三ヶ国で統一されたのが、アイネカノン=ミオン共和国である
当然のごとく、反発は起きる
だが、それはほんの小競り合いくらいだ
「コラー!それは獲っちゃイカン魚だろーがーーーー!!!!(; ・`д・´)」
河原で漁をしていたグリス国のおっさん漁師が声を荒げる
少し小さめな魚を口に咥えた狐の女の子は、キッと睨みつけると
「あんたらグリスの人達にはわかんないよ!!!!!!(; ・`д・´)」
そう叫ぶと、狐の女の子は太陽が沈む側へと走り去ってしまった
「…俺たちも、仲良くできればイイのにな…」
誰かがそんなことを呟いた
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ガラガラ…
ガラガラ…
馬車は進む
急いでいる訳じゃない
昨夜、海沿いで拾った猫族の娘を助けたいが為に魚を捕りにいった馬鹿者を迎えに行くためだ
「この子は!きっとお魚を食べれば元気になる!だから獲ってくるね!(*'ω'*)ピコピコ」
あのバカ娘が…
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ヒュン!
すぐ耳元を矢がかすめた
「…くっそ…(;´・ω・)」
すぐに木陰へと身を隠す
気配を殺し、
周りに
誰もいなくなった事を確認してから装備の確認をはじめr
【あら、かわいいお嬢さん♪】
突然聞こえた声
いや、念話だろうか
応えるべきか、否か…
【これは綺麗なお姉さん♪】
左後ろから聞こえた
....と、思う
ゆっくりと振り返ると
真っ白....というよりも銀色
そして、一部だけ黒い髪の少女が立っていた
「真っ白な髪がとても綺麗ね♡それに、そのメッシュも似合ってる(⌒∇⌒)」
【そんなこと言われたのは初めてよ】
【あなたこそ、どこから来たのかしら?】
…さあ(・・?
ボク…も
アタシも…
【ボクだし、アタシだ!(`・(`・ω・)
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「おにーちゃーん!!!(^o^)/」
川に向かいながら七つ下の妹が振り返りながら手を振っている
今夜の食糧を背負っている僕に走るのは中々キツイものがある(;'∀')
「少し待ってくれよ~(*´Д`)」
妹もその背丈に合わないエフェクターケースをコロコロと転がしている
コロコロ転がしているといっても、丸いケースなわけではない
スーツケースのように運べるキャリーに、サイズを超える幅のエフェクターケースを積んで運んでいるだけだ
そう
彼女は【デカいエフェクターケース】をコロコロ運んでいるだけだ
ただそれだけだ( ゜д゜)ウム