2話 戦闘訓練
2話 戦闘訓練 投稿しました
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では、ハル様。本日は魔法訓練です。最初に基本的な呪文のファイアーボール! をうって見ましょうか」
「はい! 分かりました! ファイアボール!!! 」
「な!? なんですかその威力は!? 的が燃え尽きてるじゃないですか! ていうか詠唱してないですよね!…………いったいどれくらいまでの魔法が使えるんですか? 」
「えっと……上級魔法くらいなら……」
「いやいやちょっと待ってください……私でもやっと1つ上級魔法を覚えたのに、あなたはもう覚えているのですか!? これ教えること何もないな〜あはは」
先生がすごく落ち込んでいる……
これは何とか言わないと……
「せ、先生から、学ぶことなんていっぱいありますよ! あっ! そうだ! 我と戦闘訓練してくれませんか? 今まで 戦闘したことがなくって」
「そ、そうですね。ハル様とは戦闘訓練の方が良さそうです。ではどうぞ好きなようにかかって来てください。ウィンドシールド! 」
「はい! 分かりました! 行きます!」
よし初めての戦闘だ! まずは初級の魔法打ちまくるか。
「ファイアーボール! ウィンドカッター! ウォーターボール! スノースピア!」
「え!? ちょっと待ってぇ!!!!」
しまったやりすぎた……
一度に魔法を投げすぎてしまった。
「先生! 大丈夫ですか? 」
「は、はい。なんとか……まさか私の防御魔法が破られるとは……ほんとにハル様は凄いですね。もう私先生なんて名乗れないです」
もう魔法訓練はできないだろう。完全にプライドを折ってしまった。でも、歴史の授業は続けてくれるだろう……
でも、戦闘訓練したいな〜どうしよっか……
「おー坊っちゃま♡」
「うわ! 急に抱きつくな!」
「私が、お坊っちゃまの戦闘訓練の先生してあげましょうか? 」
「いやいや何言ってるんだ! 遊びじゃないんだぞ! 」
「ふふん。私も結構強いんですからね。まぁ私は魔法使えないんですけど……」
「じゃあどうやって戦うっていうんだよ」
「拳ですよ」
「へ?」
「こ〜ぶ〜し! 私、魔法は使えないけど身体能力が高いんです。このメイドの仕事だって、戦えるからできるんですよ。伯爵家のメイドはそれだけすごいんです! 」
「ちょうどいい。我も魔法を使わない……今自分自身の力や俊敏がどれくらいか知りたいからな。」
「じゃあ! 離れてください!………… 行きますよ〜よーいすたーと」
なっ!?はや
もう我の懐に……
「どーん」
ぐっ! この拳かなり重い……
お前腕細いだろ、なんでそんな力強いんだよ!
しかも我ステータスカンストだぞ。
なんでそれで我を押しているのだ?
意味がわからん……あっこうゆう時は……
「鑑定眼! 」
よしよし、ステータスはと……ステータス数値∞……いったいどうゆう事だ、そんなのチートだろ! いやまぁ我も人のこと言えんけど……でも我はちゃんと9999という数字だぞ? ていうかこいつ職業【武神】じゃねぇか! なんでこんなところいるんだよ! さすがにおかしいだろ!
それになんだが視線を感じるし、なんなんだよ気持ち悪い!
「も〜今戦闘中ですよ〜いったい何考えてるんですか〜? とおー! 」
まずいこれは魔法を使わないと防ぎきれない
「守神の盾」
「あ! 坊っちゃま魔法使った! 使わないって言ったじゃないですか〜 ズルですよズルー」
「何がズルだ! お前のステータスの方がズルだろ! ていうか喋りながら殴んな! 怖いんだよ! 」
「坊っちゃま、乙女に怖いとか1番言っちゃダメですよ! サラ泣いちゃいそうです……」
「なら一生泣いとけ!! 」
「あ〜お坊っちゃま、また私に酷いこと言った〜 いいもん! お坊っちゃまがその気ならもっと強くやっちゃうもん! 」
パリーン
「な!? 守神の盾を割った!?上級魔法だぞ! クソ! 転移!」
ふぅー危ない……間一髪だった。
「えぇ!?なんですか今の魔法! わたし初めて見ました! 」
これは我の生成というスキルで作った魔法だ。
本当に作ってよかった。これがなかったらきっと痛い目にあっていた。
「ふふん。楽しくなってきましたね! 」
「クソ!こっちは死にそうなんだよ!! 」
「ふー 今日はこれくらいにしときましょうか。坊っちゃま」
やっ……やっと終わった。あれから30分程時間が経過している。我が言うのもなんだがよく耐えた方だと思う。
9999の魔力も無限かのように思っていたが、上級魔法を連発しすぎて、もう100をきっている。
「坊っちゃま凄い汗かいてますね。あっ……そうだ。ふふん。お坊っちゃま♡」
な、なんだ……嫌な予感がする。
「私がお背中お流ししまーす♡」
クソ! これは逃げるしか!
「逃がしませんよ」
捕まった。何とか逃げ道はないのか!
「大丈夫ですよ〜痛くしませんから♡」
我神ぞ?前世神ぞ!
それがこんなことになるなんて……
「伯爵様。本日の書類はこちらでございます。」
「あ〜ありがとう」
「そういえば伯爵様」
「なんだ」
「伯爵家5男のハル様が戦闘訓練を行いました。」
「伯爵家としての最低の実力は身につけてたか? 」
「じ、実は……」
「なんだ、はっきり言え」
「実はサラさんの方が少し上手でしたがほぼ互角に戦闘を行っておりました」
「な!? 真か? サラは武神だぞ」
「はい、実際目で確認したので間違いありません、それにハル様が、私の監視に感ずいておりました。」
「お前の隠密を破ったのか? 」
「違和感を感じたってところだと思いますが、それでも私の隠密に気づいたのは事実です」
「くっくっくっ…………我が伯爵家にも神童が現れたか。聞け! 我が下僕達よ! 」
「は! 」
「我が伯爵家5男ウィードヴェネ・ハルは本日をもって後継者争いに参加する! 」
今までの歴史で5男が後継者になったことはない……それが変わる時が来たようだ。どうか俺の期待を裏切るなよ?
読んで頂きありがとうございます。
次回の連載までお楽しみに。