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喪失症

青空に入道雲。真夏の空だ。

痛いほど照りつける日差しと、アスファルトからの照り返しのなか、1台のスーパーカブが走る。

少年と少女、それから大量の荷物を乗せたスーパーカブは、足まわりに不安を抱えながら、黙々と走り続ける。


「あとどれくらいで着きそうー!?」

「1時間!たぶん!」

少年と少女は走行音に抗うように大声で進捗を確認する。


目的地となる町まで約60㎞。

喪失症前はそれなりに栄えていた町らしいが、今はどうかわからない。人は住んでいるという情報はあったから、物資補給は可能なはずだ。

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