間章1-序章・登場人物紹介
今回はとりあえず、これまでに出たキャラクターをまとめました。
重要とサブ。
分けていますので、どうぞお読みください
主役・重要人物紹介欄
・安東 二一
――本作の主人公。
V字が特徴的な短髪で、薄いフードが付いたパーカー。
長いズボンと言う、季節関係なしの服装をしている。
フードも相まって、不審者。
彼は過去のトラウマがあり、妹のミッチー、友達のメイとクッシー以外、他人を信用しようとはしない。
ボディーガードのユイや、幼なじみのエミはある程度信用しているが、父であるイツキは信用どころか恨みしか持っていない。
愛称はニィチ。
名付け親、クッシー。
世界初VRゲームイベントに参加するはずだったが、テロリスト部隊に襲撃され、抗争の果てにどこかへ落とされてしまった。
仮想が現実になってしまう状況の中で、彼もまた《不可思議な力》を使う様になってしまった。
ほとんど無意識に使っている為、《力》が暴走してしまった。
その結果が、闇への転落である。
・安東 十一
――序章のヒロイン。
ニィチの妹である。
前髪がM字と言う特徴を持つオカッパ。
キュートな制服調のワンピースに、フラワーの髪飾りを着けている。
過去に《日本大災害》に巻き込まれた事があり、母を亡くしたショックか、《日本大災害》より前の記憶が思い出せない状態になってしまった。
そのせいか、兄であるニィチを愛する様になった。
重度のブラコン。
愛称はミッチー。
クッシーが付けたが、恋人感覚を味わえる為、兄にもそう呼ばせている。
彼女は先行VR体験〝ベータテスター〟の1人で、そのまま正式版の参加権を獲得している。
アバターネームは、《エレイン》。
1000人中、第7位の実力を持っている。
世界初のVRゲームイベントで楽しむ予定だったが、突如テロリスト部隊に襲撃され、彼女は捕まってしまう。
彼女の中で眠る、《星の巫女》と言う《力》を利用する為に。
それを必死で救おうと、ニィチ達は抗争する。
見る事しかできない状況の中で、兄のニィチは死にかけてしまう。
それでも救おうとする姿勢に、彼女は懇願する。
救わないで、死なないで。
それが《星の巫女》の発動条件だった。
兄から発する《力》とぶつかり合って、闇の中へと埋もれてしまった。
・梓 国重
――ニィチの友達である少年。
ニィチを相棒と呼び、友達のアダ名を付けるのが好きなクラスメイト。
天然パーマ。
ラフな半袖シャツに半ズボンだが、半袖シャツはダサいロゴが入っている。(詳しくはプロローグを見よう)
過激派宗教団体《ハレルヤ教団》に深い関わりを持っているが、彼はそれを憎んでいる。
愛称、クッシー。
自ら名乗っている(バカ)。
ニィチ達と共にゲームイベントに来ていたが、因縁深き《ハレルヤ教団》に突如襲撃される事になる。
彼を生け捕りにする様にと、テロリストが手加減してくれたおかげで、彼は善戦する事ができた。
抗争の中、彼等の前に立ちはだかるテロリストと異常現象。
それを操る、謎のテログループのリーダー・キルアに倒されてしまう。
動けない彼は同じ、いや別の《異常な力》を放つニィチを見てしまう。
ニィチが死んでしまう状況で、ミッチーも同じ《力》を放ち、ぶつかり合って〝結晶化〟に巻き込まれてしまった。
・花山 命
――ニィチの友達で、ミッチーに好意を寄せている少女。
見た目小学生だが、一応中学生。
肩に髪がかかるくらいのハーフアップ。
大人しい性格を覆すくらい目立つ、ゴスロリ風ツーピースに麦わら帽子。
彼女は優等生でミッチーやクッシーより賢いが、口下手で人見知りが激しい。
愛称、メイ。
クッシーのアダ名が気に入らなかった。
子供扱いなアダ名である。
世界初のVRイベントに来ていたが、突如テロリスト部隊に襲撃される。
人質もされ、目の前でミッチーを連れていかれてしまう。
彼女は無力だった為、ニィチの後を追わず、クッシーとユイに希望を託す事にした。
・虹架 結
――ニィチ達、安東家を守るボディーガードの女性。
常に無表情で、淡々とした口調。
肩までくらいの、内ハネの長髪。
中国風コートにスーツ。
元《士官学校》の〝学生〟で、《とある事件》から博士を守るボディーガードとして仕事を全うしている。
愛称、ユイ。
仕事の後輩から先輩と呼ばれがち。
彼女はボディーガードの仕事が休みだったのに関わらず、〝なぜか〟ゲームイベントに来ていた。
不穏な放送である程度の事は予想していたが、その読みは外れてしまう。
発生する〝異常現象〟に驚きを隠せなかったが、彼女は〝知っているのか〟様に、即座に対処する声を放つ。
だが、最初に読んだ〝襲撃〟で、彼女は撃たれてしまう。
即死だったが、彼女の中にあった能力《透明人間》でどうにか軽症で済んだ。
そして気絶状態から、彼の〝能力の覚醒〟によって目を覚ます。
普通のボディーガードではあり得ない戦闘技術を見せ、その場に襲撃してきた部隊を一気に殲滅した。
事後、ハルノと合流した彼女は能力の効果《透過》についてと、〝異常現象〟についての解決策を説明する。
だが、当然の疑心疑惑。
さらにニィチの独走が起こり、彼女は怒りを覚える。
とりあえずニィチの事はクッシーに任せて、彼女は博士とミッチーがいる大阪城ホールに向かうのだった
どうやら彼女は〝このケースを経験した〟様に、キルアと会話し。
〝どんな敵かは分かる〟様に、警戒していた。
だがニィチの《力》とミッチーの《力》のぶつかり合いは予想する事が出来ず、〝結晶化〟に飲み込まれてしまった。
・安東 一騎
――ニィチとミッチーの父親。
VRゲームの《ゲームマスター》。
クセ毛が特徴的な短髪。
研究者なので、白衣に灰色のネクタイを付けたスーツを着ている。
ニィチ達の〝溝〟に、頭を悩ませている。
愛称、博士。
仕事柄、こう呼ばれる。
彼はゲームイベントの主催者側なので、大阪城ホールでイベントの準備をしていた。
《ハレルヤ教団》によく狙われる要人なので、警備は厳しく、早めに察知する事ができた。
だが、突然発生した〝不思議な現象〟に、現場の声は混乱してしまう。
そんな混乱をチャンスにされ、《不可思議な防護フィールド》を張った謎のテロリスト《天烏》との合同部隊に襲撃されてしまう。
万事休すの所、ユイの後輩であるササキとヤマモトに助けられ、何とかこの場を乗り切った。
ユイ同様、〝何か〟を知っている口振りだが、過去に何が起こったかは分からない。
そして彼も、ニィチとミッチーの身に何が起こったかは分からず、〝結晶化〟の波に飲み込まれてしまった。
・キルア
――謎のテロリスト部隊《天烏》のリーダー格の男。
自らを《神》と名乗っている。
素顔は黒い画面を付けている為、分からない。
《ハレルヤ教団》と組んで、テロを起こしている。
愛称、キルア。
これしか明かしてない。
今回の襲撃の首謀者。
何の為に襲撃したか、何の為にミッチーを狙ったのか、分からない。
彼は《魔術》を使い、銃の様な刀《黄金羽羽斬》を出現させたり、《高速移動能力》も持つ。
どこぞのファンタジーワールドの住人か。
《不可思議な能力》を持つ、ニィチを興味を持っている。
そのせいで、〝クリスタルサーバー〟に刻み込んでいた《術式》が暴走し、〝結晶化〟の中に消えていった。
意味深な言葉を、残して。
その他・人物紹介欄
・春野 良
――ユイの後輩で、苦労人である女性。
落ち着いたポニーテールが印象的である。
仕事中なので、スーツを着ている。
愛称、ハルノ。
・佐々木 勇一郎
――ユイの後輩で、博士を守る冷静な男性。
ふわっとした七三分け。
ガードマンのスーツに、帽子を被っている。
愛称、ササキ。
・山本 士郎
――ユイの後輩で、博士を守る気さくな男。
オールバック。
記章を付けたスーツ。
愛称、ヤマモト。
・椎名 えみ
――ニィチの幼なじみの女の子。
怒りっぽいけど、ニィチに気をかけている。
後頭部にまとめたアップ。
部活中なので、高校の体操服を着ていると思われる。
愛称、エミ。
出来れば全員覚えてね!!
更新は24日と25日。
お楽しみに!!