小説を書くのは苦手なのだ
ぶっちゃけ私は作家タイプではないんだよね。
ネタっぽいアイデアが浮かんでもそれを作品化するのが苦痛だし面白くない。
これは自分が作った料理を自分で食べても面白くも何ともないのと一緒。
だって調理する際に必ず味見ってもんをしているから味に意外性がないのだよ。
つまりアイデアが浮かんだ段階で既に自分では満足しちゃってそれを長々と小説に書きおこす作業がアイデアの引きのばしってゆうか時間の無駄というか……これぞ文才の欠片すらない思いつき人間特有の質というものかもしれないなぁ。
小説を書く行為には発想力・人間観察力・文才・根気と様々な能力の総合的な力が必要なので人間観察力だけでもダメだし人の心に訴えかける文章にする技量があってもネタが平凡だとこれまたダメ。 そしてアイデアだけというのも同じく小説にはならないのですわ。
自分のアイデアが平凡なものなのか小説になり得るネタ『小説の種』なのか自分では判らないもののたまたま褒められたものだから種を育てる力とモチベーションのない私は種を種として書いてみようと思ったんだ。
園芸店で種を売るのと同じ。 かな?
種のままでも愉しんでもらえるかもしれないし種がどこか遠くで熟成されて化学変化した作品が生まれるかもしれませんし。 いいよね?
という訳で気が向いたら小説ではない『小説の種』をばらまいてみますが自分で書くより他人様の書いた作品を読む方が好きな読み専なものでちゃんと更新するのかどうか。
連載形式ではありますが実質は読み切りなので毎回完結とさせていただきます。