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第一章1 家庭

バシッ!

どこかで誰かをたたく音がする。

バシッ!

叩かれているのは小学生の小さな少女。

バシッ!

少女はなんで自分が叩かれているのかわからない。

バシッ!

なんで自分は叩かれているのか、彼女には到底知る由もない。

バシッ!

だって彼女は何もしていないのだから。

バシッ!

ならこの行いはいつ終わるのか?

バシッ!

そんなの叩いてる本人に聞かないとわからない。

バシッ!

彼女を叩いているのは誰か?

バシッ!

それを知るにはまだ先になるだろう。

バシッ!


わたしが何をしたっていうの?

叩かれなきゃいけない理由があるの?

こんなのいたいだけでいやだ・・・

わたしはいつになったらほめられるの?

わたしはあなたのいうことをちゃんと聞いているのに・・・

どうしたらわたしは許してもらえるの?

どうすればこれは終わるの?


彼女の疑問に答えるものはいない。


もうわたし、ここにいたくない、なにもかもがいやなの・・・

もう死にたいよ・・・

ねぇ・・・

誰かわたしを助けて・・・


彼女の願いは誰かに届くのだろうか。


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